Web サーバーの実行ユーザーがログファイルに書き込み権限を持っていない場合、メールの自動受信が行われない
- 種別
- 不具合
- 機能
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- メール
- 再現バージョン
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- 2.5.2
- 2.5.3
- 2.5.4
- 改修バージョン
- 3.0.0
- 公開日
- 2010-04-09
- 更新日
- 2010-09-06
詳細
【現象】
Web サーバーの実行ユーザーがログファイルに書き込み権限を持っていない場合、
メールの自動受信が行われない
【発生条件】
Linux 版のガルーン 2 を使用している
【事前準備】
1. 「システム管理(各アプリケーション) > メール > メールサーバーの設定」
から、メールサーバーを登録しておく
2. 「システム管理(各アプリケーション) > メール > ユーザーアカウント」
から、任意のユーザーに手順 1 のメールサーバーのアカウントを設定する
3. 「システム管理(各アプリケーション) > メール > 一般設定」で、「メール
の自動受信」の「設定する」を選択し、「自動受信の指定時間」「自動受信
の繰り返し時間」に任意の値を設定する
4. メールの自動受信が実行される時間まで待つ
※ガルーン 2 のインストールディレクトリに、mail_auto_receive.log が
作成されます。
【再現手順】
1. 【事前準備】の手順 2 で設定したアカウントにメールを送信し、ガルーン 2
で未受信の状態にする
2. ガルーン 2 のインストールディレクトリに存在する mail_auto_receive.log
について、Web サーバー実行ユーザーの書き込み権限を外す
3. メールの自動受信が実行される時間まで待つ
→現象発生
手順 1 で送信したメールが自動受信されない
※この現象は、mail_auto_receive.log の権限を手動で変更しない限り
発生しません。
回避/対応方法
【回避方法】
・Web サーバー実行ユーザーに、mail_auto_receive.log への
書き込み権限を与える
【対応方法】
「回避方法」と同様の手順で対応することが可能です。