001-004014
バージョンアップした後に一度削除したユーザーを再度宛先に追加しても、社内メールを受信できない場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- メッセージ
- 再現バージョン
-
- 2.5.2
- 2.5.3
- 2.5.4
- 改修バージョン
- 3.0.0
- 公開日
- 2010-12-08
- 更新日
- 2011-01-06
詳細
【発生条件】
- ユーザー ID (uid) を 50 で割った余りが同じになるユーザーを宛先に2人以上含む
※ ただし、バージョン 2.5.2 のガルーンでは、ユーザーIDにかかわらず、現象が発生します。
※ ユーザーID (uid)とは、ユーザーを識別するために割り当てられた数字です。
※ ユーザーIDは、次の画面のURLで確認できます。
- 「システム管理(基本システム) > ユーザー > 組織/ユーザーの設定 > ユーザーの詳細」画面
【準備】
- 52 人分のユーザー情報を記載した、CSVファイルを用意する
例:
user1 (uid=2)
user2 (uid=3)
.....
user52 (uid=53)
【再現手順】
- バージョン 2.5.0のガルーンをサンプルデータなしでインストールする
- ガルーンを初期化した後、準備したCSV ファイルを読み込み、52 ユーザーを追加する
- user1 でログインし、次の宛先に社内メール A を送信する
宛先:
・ user2
・ user3
・ user52 - 次のユーザーでログインし、社内メール A を確認する
ユーザー:
・ user2
・ user3
・ user52 - user1 でログインし、社内メール A の宛先から、user2 と user3 を削除する
- user2 と user3 でログインし、社内メール A に宛先からの「削除日時」が表示されていることを確認する
- user1 でログインし、社内メール A の宛先に user3 を追加する
- user2 でログインし、社内メール A に宛先からの「削除日時」が表示されていないことを確認する
- ガルーンを次のいずれかのバージョンにバージョンアップする
バージョン:
・ 2.5.2
・ 2.5.3
・ 2.5.4 - user2 でログインし、社内メール A が存在しないことを確認する
- user1 でログインし、社内メール A の宛先に user2 を追加する
- user2 でログインし、社内メールの一覧画面を確認する
→現象発生:
社内メール A が表示されない。
回避/対応方法
本現象に対する有効な回避方法や対応方法はありません。
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 3.0.0 のガルーン
バージョン 3.0.0 のガルーンにバージョンアップした後に次の操作をすると、社内メール A の宛先に再度 user2 を追加できます。
- user1 でログインし、社内メールA の「社内メールの宛先変更」画面を表示する
- 宛先に user2 が含まれていることを確認し、[変更する]をクリックする
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