001-005282
メールの本文が添付ファイルよりも後ろにあると、メールの本文が正しく表示されない場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- メール
- 再現バージョン
-
- 2.0.0
- 2.0.1
- 2.0.2
- 2.0.3
- 2.0.4
- 2.0.5
- 2.0.6
- 2.1.0
- 2.1.1
- 2.1.2
- 2.1.3
- 2.5.0
- 2.5.1
- 2.5.2
- 2.5.3
- 2.5.4
- 3.0.0
- 3.0.1
- 3.0.2
- 3.0.3
- 3.1.1
- 3.1.2
- 3.1.3
- 3.5.0
- 改修バージョン
- 公開日
- 2012-10-02
- 更新日
- 2012-10-02
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たすメールを受信します。
- ファイルが添付されている。
- メールソースの Multipart の1つめの MIME タイプが「text/plain」と異なる
- メールソースの Multipart の2つめ以降に「text/plain」のMIME タイプが存在する。
メールソースの例:
--------------------------------------------------------------------
Return-Path: user1@xxxxx.co.jp
Received: from xxxxx by xxxxx ; Mon, 01 Jan 20xx 00:00:00 +0900
Date: Mon, 01 Jan 20xx 00:00:00 +0900
Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJTUlcyVXJWslYSE8JWsbKEI=?=
From: user1
To: user2@xxxxx.co.jp
Message-Id: <12345678901234567890123457890@xxxxx.co.jp
X-Mailer: xxxxxxxxxx>
mime-version: 1.0
Content-Type: multipart/mixed; boundary="=_12345678901234567890123457890"
--=_12345678901234567890123457890
Content-Type: text/plain; name="=?Shift_JIS?B?g1SDk4N2g4uTWZV0g3SDQA==?=
=?Shift_JIS?B?g0ODiy50eHQ=?="
Content-Disposition: attachment; filename="=?Shift_JIS?B?g1SDk4N2g4uTWZV0g3SDQA==?=
=?Shift_JIS?B?g0ODiy50eHQ=?="
Content-Transfer-Encoding: base64
g1SDk4N2g4sgk1mVdIN0g0CDQ4OLDQo=
--=_12345678901234567890123457890
Content-Type: text/plain; charset=Shift_JIS
Content-Transfer-Encoding: base64
g1SDk4N2g4uDgYFbg4uWe5W2
--=_12345678901234567890123457890--
--------------------------------------------------------------------
【再現手順】
- アプリケーション画面にログインします。
- 発生条件のメールを開きます。
→現象発生:
バージョン 2.5.0以前のガルーン:
メールの本文が文字化けして表示されます。
2回目以降の表示では、本文が表示されなくなります。
バージョン 2.5.1以降 3.0.3以前のガルーン:
本文が表示されません。
バージョン 3.1.1のガルーン:
本文がテキストファイルとして添付された形で表示されます。
バージョン 3.1.2以降 3.5.0以前のガルーン:
メールの本文が文字化けして表示されます。
補足:
- 「メールの詳細」画面で[ソースの表示]をクリックすると、メールソースをダウンロードできます。
- バージョン 3.1.2以降のガルーンでは文字コードがUTF-8の場合、本現象は発生しません。
回避/対応方法
【対応方法】
次の操作によって、メール本文を表示できる場合があります。
- 他のメールクライアントでメールを読み込む
- メールAの「メールの詳細」画面で[ソースの表示]をクリックします。
- ダウンロードしたファイルの拡張子を「eml」に変更します。
例:
変更前:source.txt
変更後:source.eml - Outlookまたは、Outlook Expressなどのメールクライアントで手順2のファイルを読み込みます。
- 読み込んだメールを確認します。
- メールAの「メールの詳細」画面で[ソースの表示]をクリックします。
補足:
- 次のバージョンのガルーンでは本現象は発生しません。
- バージョン 3.1.0のガルーン
- バージョン 3.5.1以降のガルーン