ユーザー情報を自動同期しない設定でデヂエ連携を設定すると、オープン統合認証ver.2の設定変更時にエラー(PHP00004)が発生し、設定を変更できない。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- デヂエ連携
- 再現バージョン
-
- 3.5.0
- 改修バージョン
- 3.5.3
- 公開日
- 2012-03-22
- 更新日
- 2012-10-26
詳細
【準備】
- ガルーンで、オープン統合認証ver.2 の設定を実施しておきます。
【再現手順】
- ガルーンのシステム管理画面にログインし、[各アプリケーションの管理] > [デヂエ連携] > [デヂエ連携の設定] > [変更する]の順にクリックします。
- 「連携」を[使用する]に設定し、[変更する]をクリックします。
補足:
このとき「ユーザー情報の自動同期」は[設定しない]を選択します。 - [基本システムの管理] > [認証] > [セッション認証]の順にクリックします。
- 「準備」で追加したオープン統合認証ver.2の設定を選択します。
- [変更する]をクリックし、そのまま[変更する]をクリックします。
→現象発生:
次のエラーが表示され、設定変更ができません。
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エラー (PHP00004)
予期しないエラーが発生しました。
原因
原因は不明です。
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補足:
- デヂエ連携の設定を行なった後にオープン統合認証ver.2を追加し、[使用する]をクリックした場合も、同様の現象が発生します。
- バージョン 3.1.3 以前のガルーンでオープン統合認証ver.2の設定を行い、3.5.0へバージョンアップしてからデヂエ連携の設定を行った場合も同様の現象が発生します。
また、バージョン 3.1.3 以前のガルーンでデヂエ連携の設定を行い、3.5.0へバージョンアップしてからオープン統合認証ver.2の設定を行った場合も同様の現象が発生します。
回避/対応方法
【対応方法】
php.iniファイルのerror_reportingの設定値を変更することで対応できます。
例:
変更前
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error_reporting = E_ALL
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変更後
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error_reporting = E_ERROR|E_PARSE|E_CORE_ERROR|E_COMPILE_ERROR|E_USER_ERROR
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補足:
- php.iniは次のディレクトリーに配置されています。
(cgi実行ディレクトリ)/(インストール識別子)/php.ini - バージョン 3.5.1以降のガルーンにバージョンアップすると、error_reportingの設定値が変更後のものへ書き換わります。
このためバージョン 3.5.1以降のガルーンでは、上記の変更は不要です。
また、デヂエ連携の「ユーザー情報の自動同期」の設定を一度有効にすることでも対応できます。
「ユーザー情報の自動同期」の設定を有効にするときに自動同期処理が予期せず実行されるのを防ぐため、スケジューリングサービスを停止してから設定を変更してください。
- スケジューリングサービスを停止します。
- ガルーンのシステム管理画面にログインし、[各アプリケーションの管理] > [デヂエ連携] > [デヂエ連携の設定] > [変更する]の順にクリックします。
- 「ユーザー情報の自動同期」を[設定する]にして、[変更する]をクリックします。
- 再度[変更する]をクリックし、「ユーザー情報の自動同期」を[設定しない]にして、[変更する]をクリックします。
- スケジューリングサービスを起動します。
補足:
ユーザー情報の同期処理を実行する必要はありません。
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【更新履歴】
2012/04/23 対応方法を追記しました。
2012/04/05 記事に「error_reporting」タグを追加しました。
2012/03/23 記事に「350Attention」タグを追加しました。
2012/05/25 対応方法に補足を追記しました。