詳細

【再現手順】

1. バージョン 2.1.3のガルーンをインストールします。
   
   
2. システム管理画面にログインし、[各アプリケーションの管理] ＞ [アドレス帳] ＞ [ブック一覧] ＞ [ブックを作成する]の順にクリックします。
   
   
3. ブック名を指定し、[追加する]をクリックします。
   
   例：
   ブック名：ブック1
   
   
4. [各アプリケーションの管理] ＞ [アドレス帳] ＞ [項目の設定] ＞ [ブック1]の順にクリックします。
   
   
5. [変更する]をクリックします。
   
   補足：
   「項目一覧」画面で設定内容を変更する必要はありません。
   
   
6. バージョン 2.5.0以降のガルーンへバージョンアップします。
   
   
7. システム管理画面にログインし、[各アプリケーションの管理] ＞ [アドレス帳] ＞ [CSVファイルへの書き出し] ＞ [共有アドレス帳の書き出し]の順にクリックします。
   
   
8. 「ブック」項目のドロップダウンリストで、「ブック1」を選択します。

→現象発生：
 バージョン 3.5.0の場合：
 次のエラーが表示され、CSVファイルへ書き出せません。
 ----------------------
 エラー (PHP00004)
 予期しないエラーが発生しました。

 原因
 原因は不明です。 
 ----------------------

 バージョン 2.5.0から3.1.3と、バージョン 3.5.1以降の場合：
 「書き出す際の注意事項」欄に表示される、次の項目名の表示が変わります。

• 項目11：「経路」→「(空)」

 補足：

• バージョン 2.5.0から3.1.3と、バージョン 3.5.1以降のガルーンで、項目1が「標題」と表示される動作は仕様です。
  
  
  
• バージョン 2.5.0から3.1.3と、バージョン 3.5.1以降のガルーンで、「先頭行に項目名を書き出す」を選択してCSVファイルに書き出しを行なった場合は、書き出したCSVファイルの項目欄にも同様の項目名が書き出されます。
  
  
• 「経路」項目の項目名は空になりますが、データは正常に書き出されます。
  
  
• バージョン 3.7.1以降のガルーンで、項目1が「標題」、項目11が「路線」と表示される動作は仕様です。

回避/対応方法

【対応方法】

バージョン 3.5.0のガルーンで発生する、PHP00004エラーが発生する現象については、php.iniファイルのerror_reportingの設定値を変更することで対応できます。

例：
変更前
------------------------------
error_reporting = E_ALL
------------------------------

変更後
------------------------------
error_reporting = E_ERROR|E_PARSE|E_CORE_ERROR|E_COMPILE_ERROR|E_USER_ERROR
------------------------------

補足：

• php.iniは次のディレクトリーに配置されています。
  (cgi実行ディレクトリ)/（インストール識別子）/php.ini
  
  
• バージョン 3.5.1以降のガルーンにバージョンアップすると、error_reportingの設定値が変更後のものへ書き換わります。
  このためバージョン 3.5.1以降のガルーンでは、上記の変更は不要です。

【回避方法】

次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。

• バージョン 3.7.1 のガルーン

補足：

• バージョン 2.5.0から3.1.3と、バージョン 3.5.1以降のガルーンで発生する、項目11が空になる現象については、有効な回避方法や対応方法はありません。

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【更新履歴】
2013/06/28　詳細の補足を追記しました。
2013/06/07　1)詳細の現象発生部分を修正し、補足を追記しました。
2013/06/07　2)対応方法の補足を修正しました。

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