001-007868
申請を再利用すると、申請者が編集権限を持たない項目の値も再利用される場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ワークフロー
- 再現バージョン
-
- 3.7.2
- 改修バージョン
- 3.7.3
- 公開日
- 2013-11-18
- 更新日
- 2014-01-24
詳細
【準備】
- ユーザーを追加します。
例:
- ユーザー1
- ユーザー2
- ワークフローでカテゴリを追加します。
例:
カテゴリ1 - カテゴリ1に文字列(1行)項目を含む申請フォームを追加します。
例:
申請フォーム名:申請フォーム1
申請フォームの項目:
- 項目名:項目1
- タイプ:文字列(1行)
- 申請フォーム1に専用経路を設定し、承認経路を設定します。
例:
経路情報:
- 経路名:専用経路1
- 経路ステップ:承認経路1
-
文字列(1行)項目に対して、経路ステップの編集権限を設定します。
例:
項目1の「項目のアクセス権の変更」画面で、申請者の編集項目のチェックを外し、承認経路1の編集項目にチェックを入れます。
【再現手順】
- ユーザー1でアプリケーション画面にログインし、[ワークフロー] > [申請する] > [カテゴリ1] > [申請フォーム1]の順にクリックします。
- 標題等の項目を設定し、[経路を設定する>>]をクリックします。
例:
標題:申請1 - 承認者に編集権限を持つユーザーを追加し、[内容を確認する>>]をクリックします。
例:
承認者:ユーザー2 - [申請する]をクリックします。
- ユーザー2でアプリケーション画面にログインし、[ワークフロー] > [最新一覧] > [申請1]の順にクリックします。
- 項目1に任意の文字列を入力し、[承認する]をクリックします。
例:
項目1:テスト1 - ユーザー1でアプリケーション画面にログインし、[ワークフロー] > [最新一覧] > [申請1]の順にクリックします。
- [再利用して申請する]をクリックします。
→現象発生:
手順6で承認者が編集した値が入力されています。
例:
項目1:テスト1
→正しい結果:
項目が初期値に戻ります。
例:
項目1:(空欄)
補足:
- 申請フォームの項目に次の項目を設定した場合も、同様の現象が発生します。
- 文字列(複数行)
- 日付
- ファイル添付
-
代理申請者で申請したり代理承認者で承認した場合も、同様の現象が発生します。
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 3.7.3 のガルーン
-----------------------------------------------------------
【更新履歴】
2013/11/22 タイトルを変更しました。