001-008663
[Linux版の現象]スペースの再初期化や全文検索のインデックス作成を実行すると、実行したアプリケーションの添付ファイル保存領域のアクセス権が700になる。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- 全般
- 再現バージョン
-
- 4.0.0
- 4.0.1
- 4.0.2
- 4.0.3
- 改修バージョン
- 4.2.0
- 公開日
- 2015-09-16
- 更新日
- 2015-10-30
詳細
【再現手順】
- システム管理にログインし、[基本システムの管理] > [アプリケーション] > [アプリケーション一覧]の順にクリックします。
- スペースの[再初期化]をクリックします。
- 次のコマンドを実行し、添付ファイル保存領域を確認します。
- ls -l (インストールディレクトリ)/mysql-5.0/files/cbgrn/
→現象発生:
spaceのアクセス権が700、所有グループがapacheで表示されます。
例:
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drwx------ 2 apache apache 4096 8月 8 22:04 space
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→正しい結果:
spaceのアクセス権が755、所有グループがrootで表示されます。
例:
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drwxr-xr-x 2 apache root 4096 8月 8 22:04 space
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補足:
- spaceの所有グループがapacheで表示される現象は、バージョン 3.1.0以降のガルーンで発生します。
- 全文検索でインデックスの作成を行い添付ファイル保存領域を確認した場合も、同様の現象が発生しています。
例:
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drwx------ 2 apache root 4096 fts
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回避/対応方法
【対応方法】
- 次のコマンドを実行し、スペースと全文検索ディレクトリのアクセス権を755に変更します。
spaceの場合:
chmod -R 755(インストールディレクトリ)/mysql-5.0/files/cbgrn/space
ftsの場合:
chmod -R 755(インストールディレクトリ)/mysql-5.0/files/cbgrn/fts - 次のコマンドを実行し、スペースの所有者、所有グループをapache:rootに変更します。
chown -R apache:root(インストールディレクトリ)/mysql-5.0/files/cbgrn/space
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【更新履歴】
2015/10/30 詳細の一部と、補足を修正しました。