001-009475

パッケージ版 Garoon

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メールの添付ファイルパートのboundaryが破損している場合、その添付ファイルと同じ名前のファイルを検索しても、該当するファイルが検索結果に表示されない場合がある。

種別
不具合
機能
  • メール
再現バージョン
  • 4.0.0
  • 4.0.1
  • 4.0.2
  • 4.0.3
  • 4.2.0
  • 4.2.1
改修バージョン
4.2.2
公開日
2016-04-13
更新日
2016-05-27

詳細

【準備】

  • ファイル名が「SampleFile1.txt」のファイルが添付され、メールソースの添付ファイルパートのboundaryが破損しているSample_Mail1を受信します。

    例:
    • 正常時:
      -------
      Return-Path: user1@xxxxx.co.jp
      X-Original-To: user1
      Delivered-To: user1@xxxxx.co.jp
      Received: xxxxx by xxxxx ; Mon, 01 Jan 20xx 00:00:00 +0900
      Date: Mon, 01 Jan 20xx 00:00:00 +0900
      Subject: Sample_Mail1
      From: user1 <user1@xxxxx.co.jp>
      To: user1@xxxxx.co.jp
      X-Mailer: Cybozu(R) Garoon(R)
      Message-Id: <12345678901234567890123457890@xxxxx.co.jp>
      mime-version: 1.0
      Content-Type: multipart/mixed; boundary="=_cb_cbgrn_0_12345678_9012345678_9_0123"

      --=_cb_cbgrn_0_12345678_9012345678_9_0123
      Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
      Content-Transfer-Encoding: 7bit

      SampleText1

      --=_cb_cbgrn_0_12345678_9012345678_9_0123
      Content-Type: text/plain; name="SampleFile1.txt"
      Content-Disposition: attachment; filename="SampleFile1.txt"
      Content-Transfer-Encoding: base64

      SampleFileText1

      --=_cb_cbgrn_0_12345678_9012345678_9_0123--
      --------

    • 破損時:
      -------
      Return-Path: user1@xxxxx.co.jp
      X-Original-To: user1
      Delivered-To: user1@xxxxx.co.jp
      Received: xxxxx by xxxxx ; Mon, 01 Jan 20xx 00:00:00 +0900
      Date: Mon, 01 Jan 20xx 00:00:00 +0900
      Subject: Sample_Mail1
      From: user1 <user1@xxxxx.co.jp>
      To: user1@xxxxx.co.jp
      X-Mailer: Cybozu(R) Garoon(R)
      Message-Id: <12345678901234567890123457890@xxxxx.co.jp>
      mime-version: 1.0
      Content-Type: multipart/mixed; boundary="=_cb_cbgrn_0_12345678_9012345678_9_0123"

      --=_cb_cbgrn_0_12345678_9012345678_9_0123
      Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
      Content-Transfer-Encoding: 7bit

      SampleText1

      --=_cb_cbgrn_0_12345678_9015678_9_0123
      Content-Type: text/plain; name="SampleFile1.txt"
      Content-Disposition: attachment; filename="SampleFile1.txt"
      Content-Transfer-Encoding: base64

      SampleFileText1

      --=_cb_cbgrn_0_12345678_9012345678_9_0123--
      -------

  • 同じファイル名のファイルが添付されたメールを50件受信します。

    例:
    ファイル名が「SampleFile1.txt」のファイルを添付したSample_Mail2からSample_Mail51までの50件を受信します。
    -------
    Sample_Mail2
    Sample_Mail3
    Sample_Mail4



    Sample_Mail51
    -------

  • 受信したすべてのメールを既読にします。

【再現手順】

  1. コマンドラインを開きます。

  2. CGI実行ディレクトリーに移動します。

    例:
    Windowsの場合
    cd C:\Inetpub\scripts\cbgrn

    Linuxの場合
    cd /var/www/cgi-bin/cbgrn

  3. 次のコマンドを実行し、全文検索のインデックスを作成します。

    例:
    Windowsの場合
    .¥grn.exe -C -q code¥command¥fts¥full_index.csp number=50

    Linuxの場合
    ./grn.cgi -C -q code/command/fts/full_index.csp number=50

  4. アプリケーション画面にログインし、画面上部のバーにある検索ボックスにメールに添付したファイルのファイル名を入力します。

    例:
    SampleFile1.txt

    補足:
    • 準備で受信したすべてのメールに、同じファイル名のファイルが添付されています。

  5. 画面上部のバーにある検索ボックスの虫めがねアイコンをクリックします。

→現象発生:
 検索結果画面に、50件目までのメールに添付されたファイルが表示されません。
 
 例:
 Sample_Mail1からSample_Mail50までのメールが表示されません。

補足:

  • 検索結果画面に、51件目のメールの添付ファイルは表示されます。

    例:
    Sample_Mail51だけが表示されます。

  • 50件目までのメールでも、添付ファイル以外を検索した場合は、検索結果画面に表示されます。

  • インデックス作成時に次のエラーが発生し、numberオプションで指定した値の件数分の、メールの添付ファイルのインデックスを作成するための処理がスキップされます。
    -------
    Fatal error: Call to a member function getContent() on a non-object in C:\inetpub\scripts\cbgrn\code\include\fts\mail\IndexService.csp on line 260
    -------

回避/対応方法

【回避方法】

 

次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
  • バージョン 4.2.2のガルーン



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【更新履歴】
2016/05/17 タイトルを更新しました。