001-010352
[CyVDB-1861]セッションに関するパス・トラバーサルの脆弱性
- 種別
- 脆弱性
- 機能
-
- 全般
- 再現バージョン
-
- 3.5.0
- 3.5.1
- 3.5.2
- 3.5.3
- 3.5.4
- 3.5.5
- 3.7.0
- 3.7.1
- 3.7.2
- 3.7.3
- 3.7.4
- 3.7.5
- 4.0.0
- 4.0.1
- 4.0.2
- 4.0.3
- 4.2.0
- 4.2.1
- 4.2.2
- 4.2.3
- 4.2.4
- 4.2.5
- 4.2.6
- 4.6.0
- 4.6.1
- 4.6.2
- 4.6.3
- 改修バージョン
- 4.10.0
- 公開日
- 2018-09-07
- 更新日
- 2018-11-02
修正プログラムのダウンロード
【サイボウズ株式会社 不具合情報公開サイト ご利用上の注意】
- お客様およびパートナー(以下、「お客様等」といいます。)は、 サイボウズが提供する製品またはサービスの不具合に関する情報の収集および 当該不具合の解消を目的とする場合においてのみ、 本規約に記載の条件の下、無償で本サイト上にて提供情報等を使用することができます。
- サイボウズは、提供情報等がお客様の要求を満足させるものであること、 正常に作動すること、瑕疵(いわゆるバグ、構造上の問題等を含む)が存していた場合に、 これが修正されること、のいずれも保証いたしません。
- サイボウズは、本サイトの利用の結果により、お客様等が何らかの損害を被ったとしても何ら責任を負いません。
詳細
攻撃者にこの脆弱性を利用された場合、制限外のファイルにアクセスされ、不正にファイルを取得するなどの被害を引き起こされる可能性があります。
脆弱性タイプ:
- パス・トラバーサル
脆弱性の基本評価:
- 攻撃元区分(AV):ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ(AC):低
- 必要な特権レベル(PR):低(攻撃前にコンポーネントに対する基本的な権限での認証(ログイン等)が必要である)
- ユーザ関与レベル(UI):不要
- 影響の想定範囲(S):変更あり(影響範囲が脆弱性のあるコンポーネント以外にも広がる可能性がある)
- 機密性への影響(C):高(影響がコンポーネント全体に及ぶ)
- 完全性への影響(I):高(影響がコンポーネント全体に及ぶ)
- 可用性への影響(A):なし
CVSS基本値:
- 9.6(Critical/緊急)
補足:
- 攻撃につながる恐れがあるため、再現手順の公開はしていません。
- 脆弱性の評価については共通脆弱性評価システム「CVSS v3」を利用しています。
CVSS v3:
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/CVSSv3.html
「CVSS v3」の評価方法および、評価結果の確認方法については、次の資料をご参照ください。
CVSS v3 を使った脆弱性の評価:
http://www.slideshare.net/slideshow/embed_code/62044880 - CVSS基本値が6.9以下(深刻度が警告または注意に該当)の脆弱性については、旧バージョンのGaroonでの対応の予定はありません。
改修方針については次の資料の「オンプレミス製品の脆弱性の改修」をご参照ください。
脆弱性情報ハンドリングポリシー:
http://www.slideshare.net/slideshow/embed_code/30074325 - CVE識別番号(CVE-ID)
CVE-2018-0673
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-0673
回避/対応方法
【回避方法】
バージョン 3.7.5以前のガルーンの場合:
- バージョン 3.7.5のガルーンにバージョンアップ後、この記事に添付された、脆弱性を改修するためのパッチプログラムを適用します。
このパッチプログラムは、次の製品にのみ適用できます。- Garoon20151005Patch-3_7-sp5が適用されたGaroon
- Garoon20151005Patch-3_7-sp5とGaroon20161011Patch-3_7-sp5の両方が適用されたGaroon
補足:- Garoon20151005Patch-3_7-sp5を適用する手順は、次の記事を確認してください。
[CyVDB-867]任意のPHPを実行される脆弱性
https://kb.cybozu.support/article/32051/ - Garoon20161011Patch-3_7-sp5を適用する手順は、次の記事を確認してください。
[CyVDB-1051]コマンドライン(delete_messages.csp)を使用してメッセージを一括で削除したあとに、 宛先から削除されたユーザーのメッセージが復活し、更新される場合がある。
https://kb.cybozu.support/article/32743/
- Garoon20151005Patch-3_7-sp5を適用する手順は、次の記事を確認してください。
パッチプログラムを適用する手順は、付属のreadme.txtを確認してください。- [Windows版] Garoon20180910Patch-3_7-sp5.zip
サイズ:36.7 KB (37,669 バイト)
MD5:9B115CBF8E4BF2BACE443EDA4B4D305E - [Linux版] Garoon20180910Patch-3_7-sp5.tar
サイズ:50.0 KB (51,200 バイト)
MD5:6E3632B60622B74296BD82EC8327E754
バージョン 3.7.5用のパッチプログラムで改修できる脆弱性は、次の2件です。
- [CyVDB-1051]コマンドライン(delete_messages.csp)を使用してメッセージを一括で削除したあとに、宛先から削除されたユーザーのメッセージが復活し、更新される場合がある。
https://kb.cybozu.support/article/32743/ - [CyVDB-1861]セッションに関するパス・トラバーサルの脆弱性 (本件)
- [CyVDB-1051]コマンドライン(delete_messages.csp)を使用してメッセージを一括で削除したあとに、宛先から削除されたユーザーのメッセージが復活し、更新される場合がある。
バージョン 4.0.0以降のガルーンの場合:
- バージョン 4.6.3のガルーンにバージョンアップ後、この記事に添付された、脆弱性を改修するためのパッチプログラムを適用します。
パッチプログラムを適用する手順は、付属のreadme.txtを確認してください。
- [Windows版] Garoon20180910Patch-4_6-sp3.zip
サイズ:18.5 KB (18,984 バイト)
MD5:A66A503275ED26B1B9BADAE73745B3DC - [Linux版] Garoon20180910Patch-4_6-sp3.tar
サイズ:40.0 KB (40,960 バイト)
MD5:8E54D89A5D9A9AD7334A2C208C30C7BD
- [CyVDB-1861]セッションに関するパス・トラバーサルの脆弱性 (本件)
- [Windows版] Garoon20180910Patch-4_6-sp3.zip
-------------------------------------------------------------
【更新履歴】
2018/11/02 再現バージョンから「4.10.0」を削除しました。
改修バージョンに「4.10.0」を追記しました。
【更新履歴】
2018/11/02 再現バージョンから「4.10.0」を削除しました。
改修バージョンに「4.10.0」を追記しました。