001-010802

パッケージ版 Garoon

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コメントで宛先を検索して指定する際、予定の閲覧権限があっても、宛先の候補として表示されない場合がある。

種別
不具合
機能
  • スケジュール
  • ユーザー
再現バージョン
  • 5.5.0
改修バージョン
5.5.1
公開日
2021-02-02
更新日
2021-03-19

詳細

【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
  • スケジュールで、複数の組織(またはロール)に対するアクセス権を設定する。

  • 予定の参加者に、アクセス権を設定した複数の組織(またはロール)に所属するユーザーが含まれる。

  • スケジュールのコメントで、次のようなユーザーを宛先に指定しようとする。
    • 予定の参加者のユーザーが所属する複数の組織(またはロール)に対して、閲覧権限ありと閲覧権限なしが混在する。

【準備】
  • ユーザーを追加します。

    例:
    • ユーザー1
    • ユーザー2

  • 組織を追加します。

    例:
    • 組織1
    • 組織2

  • ユーザー1を、組織1と組織2に所属させます。

  • スケジュールで、組織1、組織2にアクセス権を設定します。

    例:
    • 組織1
      ------------
      セキュリティモデル:REVOKE(制限の対象を選択する)
      対象:ユーザー2
      アクセス権:閲覧権限あり
      ------------

    • 組織2
      ------------
      セキュリティモデル:REVOKE(制限の対象を選択する)
      対象:ユーザー2
      アクセス権:閲覧権限なし
      ------------

    補足:
    • (システム管理画面)「スケジュール > アクセス権の設定」画面で設定します。

    • ユーザー1が所属する複数の組織に対して、ユーザー2に閲覧権限ありと閲覧権限なしが混在する状態にします。

  • ユーザー1を含む予定を登録します。

    例:
    ------------
    タイトル:予定1
    参加者:ユーザー1
    ------------

【再現手順】
  1. ユーザー1でアプリケーション画面にログインし、[スケジュール] > [予定1]の順にクリックします。

  2. [@宛先指定]をクリックし、宛先の入力欄にユーザー2が候補として表示されるような文字列を入力します。

    例:
    ユーザー2

→現象発生:
 宛先の候補にユーザー2が表示されません。

補足:
  • 準備3点目で、セキュリティモデルを「GRANT(許可の対象を選択する)」に設定した場合も、同様の現象が発生します。

回避/対応方法

【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
  • バージョン 5.5.1のGaroon