001-011455

パッケージ版 Garoon

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処理者が申請者本人へ申請を差し戻すときに、申請者が申請を確認すると、申請者に差し戻された申請が未処理一覧に表示されない場合がある。

種別
不具合
機能
  • ワークフロー
再現バージョン
  • 5.0.0
  • 5.0.1
  • 5.0.2
  • 5.5.0
  • 5.5.1
  • 5.9.0
  • 5.9.1
  • 5.9.2
  • 5.15.0
  • 5.15.1
  • 5.15.2
  • 6.0.0
  • 6.0.1
  • 6.0.2
  • 6.0.3
改修バージョン
公開日
2024-12-17
更新日
2024-12-17

詳細

【発生条件】
次の条件をすべて満たすと発生する場合があります。
  • 「承認(誰か1人)」の経路ステップの処理者に、申請者を含む複数のユーザーを指定する。

  • 「承認(誰か1人)」の経路ステップを申請者以外のユーザーで承認したあと、次の2つの処理が実行される。
    • 「承認(誰か1人)」のあとの経路ステップで、処理者が申請を「申請者本人」に差し戻す。
    • 「承認(誰か1人)」の経路ステップで、申請者が「未処理の申請の確認」画面で申請を確認する。

【準備】
  • ユーザーを追加します。

    例:
    • ユーザー1
    • ユーザー2
    • ユーザー3

  • ワークフローに、カテゴリーを追加します。

    例:
    カテゴリー1

  • カテゴリー1に、次のような申請フォームを追加し、有効にします。

    例:
    申請フォーム1
    ---------------
    経路情報:
    • 経路名:専用経路1

    承認経路:
    • 経路種別:承認(誰か1人)
    • 経路ステップ名:承認経路1

    • 経路種別:承認(全員)
    • 経路ステップ名:承認経路2
    ---------------

    補足:
    • 経路ステップを複数追加し、承認経路1の経路種別に「承認(誰か1人)」を設定します。

  • ユーザー1で、申請フォーム1を使用して申請を作成します。

    例:
    ---------------
    標題:申請1
    承認経路1の処理者:ユーザー1、ユーザー2
    承認経路2の処理者:ユーザー3
    ---------------

    補足:
    • 承認経路1の処理者にユーザー1を含む複数のユーザーを指定し、承認経路2の処理者にユーザー1以外のユーザーを指定します。

  • ユーザー2で、申請1の承認経路1を承認します。

【再現手順】
  1. ユーザー1でアプリケーション画面にアクセスし、[ワークフロー] > [最新一覧] > [申請1]の順にクリックします。

    補足:
    • 手順1のWebブラウザーは、「未処理の申請の確認」画面を表示した状態で開いたままにします。

  2. 別のWebブラウザーからユーザー3でアプリケーション画面にアクセスし、[ワークフロー] > [最新一覧] > [申請1]の順にクリックします。

  3. 差し戻し先のドロップダウンリストで「申請者本人」を選択し、[差し戻す]をクリックします。

  4. 手順1のWebブラウザーからユーザー1で、[確認する]をクリックします。

→現象発生:
 手順3で差し戻された申請1が、ユーザー1の「未処理一覧」に表示されません。

補足:
  • 準備3点目で次のように経路を設定した場合も、同様の現象が発生します。
    • 共有経路を設定する。
    • 承認経路2の経路種別に「承認(誰か1人)」を設定する。

回避/対応方法

【回避方法】
手順3のあと、ユーザー1で表示している申請1の「未処理の申請の確認」画面を更新します。

補足:
  • 画面を更新すると、「差し戻された申請の処理」画面が表示され、申請1を処理できます。

【対応方法】
ユーザー1で、ワークフローの「送信一覧」から申請1を処理します。
  1. ユーザー1でアプリケーション画面にアクセスし、[ワークフロー] > [送信一覧] > [申請1]の順にクリックします。

  2. [再利用して申請する]または[申請を取り消す]をクリックします。