001-004036

パッケージ版 Garoon

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ガルーン 2をガルーン 3にバージョンアップしても、ガルーン 3の画面を一度も表示していない場合は、Service Packをインストールできない。

種別
不具合
機能
  • インストーラー
再現バージョン
  • 3.0.2
改修バージョン
3.0.3
公開日
2011-06-17
更新日
2011-06-17

詳細

【再現手順】

 

  1. ガルーン 2をインストールする

  2. ガルーン 2を初期化する

  3. ガルーン 3にバージョンアップする

    バージョンアップスクリプトを実行します。
    また、ガルーン 3の画面を一度も開かないようにします。

  4. Service Packのインストーラーを実行する

 

→現象発生:

 次のエラーメッセージが表示され、Service Packをインストールできない。

 

  • バージョン 2.0.x、またはバージョン 2.1.xのガルーンをバージョンアップする場合:

    --------------------
    メッセージ:
    Service Packをインストールできません。Service Packをインストールする前に、Cybozu(R) Garoon(R) [cbgrn] を初期化する必要があります。
    --------------------


  • バージョン 2.5.xのガルーンをバージョンアップする場合:

    --------------------
    メッセージ:
    Service Packをインストールできません。Service Packをインストールする前に、Cybozu(R) Garoon(R) (cbgrn)の更新プログラム(versionup3.csp)を実行する必要があります。
    --------------------

回避/対応方法

【回避方法】

 

次のいずれかの方法で、ガルーン3にService Packをインストールできます。

  • 再現手順2のあとに、ログイン画面を一度表示してから、Service Packをインストールする

  • 再現手順3のあとに、ガルーンを運用しているサーバーのcommon.iniのinitializedの値を「1」にしてから、Service Packをインストールする。
    ガルーンをサーバー分離構成で運用している場合は、ガルーンを運用しているすべてのサーバーのcommon.iniのinitializedの値を「1」にしてから、Service Packをインストールする。 

1.  common.iniをテキストエディタ等で開く

    common.iniは次のディレクトリに配置しています。
   (CGI 実行可能ディレクトリ)/(インストール識別子)/common.ini


    例:
    Windowsの場合:
    C:\Inetpub\scripts\cbgrn\common.ini


    Linuxの場合:
    /var/www/cgi-bin/cbgrn/common.ini

 

2.  initializedの値を「1」にして保存する


    -------------
    initialized = "1"
    -------------

 

3.  ガルーンをサーバー分離構成で運用している場合は、ガルーンを運用しているすべてのサーバーで、手順1、手順2の操作を実施する


 
4.  Service Packをインストールする


【対応方法】

「回避方法」と同じ手順です。