001-005985
バージョン2.1.3のガルーンをサーバー分離構成で構築している場合、lwc.iniにポート番号を指定していないとバージョン3.5.0へバージョンアップできない。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- バージョンアップ プログラム
- 再現バージョン
-
- 3.5.0
- Ver Up Program 1.0.7
- 改修バージョン
- 公開日
- 2013-04-22
- 更新日
- 2013-06-21
詳細
【準備】
- バージョン2.1.3のガルーンで、サーバー分離構成を構築します。
- アプリケーションサーバーで、lwc.iniの[dbconn]セクションの「prop:_host」のポート番号を設定せずに変更します。
例:
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[dbconn]
class = "CB_DatabaseConnection"
require = "fw/database.csp"
prop:_host = "val:xx.xx.xx.xx"
prop:_dbname = "val:cb_cbgrn"
prop:_username = "val:cb_cbgrn"
prop:_password = "val:OJPSowAkN57iOB8u46Ug/2fsMlIr5iQ1sSmXUFAX+Q=="
prop:_default_lock = "val:SHARED"
prop:_isolation = "val:READ-COMMITTED"
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補足:
- lwc.iniは次のディレクトリーに配置されています。
/(cgi実行ディレクトリー)/(インストール識別子)/lwc.ini - ポート番号が設定されていなくても、バージョン2.1.3での運用には問題ありません。
- lwc.iniは次のディレクトリーに配置されています。
【再現手順】
- アプリケーションサーバーで、3.5.0のインストーラーを起動します。
補足:
- バージョンアッププログラム1.0.7を利用してバージョンアップを行います。
- バージョンアッププログラム1.0.7を利用してバージョンアップを行います。
- データベース管理ユーザーのパスワードを入力し、Enterを押します。
→現象発生:
次のエラーが発生し、バージョンアップが開始されません。
Windows版の場合
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バージョンアップスクリプトの起動に失敗しました。
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Linux版の場合
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Can't login Mysql as cbroot! Please check cbroot Password.
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補足:
- バージョン 3.7.0へのバージョンアップ時には、本現象は発生しません。
回避/対応方法
【回避方法】
バージョン 3.5.0へのバージョンアップ前に、lwc.iniのprop:_hostにポート番号が設定されていることを確認して下さい。
ポート番号が設定されていない場合は、追記を行なった上でバージョンアップを実施してください。
- データベースサーバーが使用しているMySQLのポート番号を確認します。
補足:
/(インストールディレクトリ)/mysql-4.1/etc/my.ini
[mysqld]セクションのportに記述されたポート番号を確認します。
例:
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[mysqld]
port = 3770
socket = /usr/local/cybozu/mysql-4.1/data/mysql.sock
------------- - アプリケーションサーバーで、lwc.iniの[dbconn]セクションの「prop:_host」のポート番号に、確認したポート番号を設定します。
例:
-------------
[dbconn]
class = "CB_DatabaseConnection"
require = "fw/database.csp"
prop:_host = "val:xx.xx.xx.xx:3770"
prop:_dbname = "val:cb_cbgrn"
prop:_username = "val:cb_cbgrn"
prop:_password = "val:OJPSowAkN57iOB8u46Ug/2fsMlIr5iQ1sSmXUFAX+Q=="
prop:_default_lock = "val:SHARED"
prop:_isolation = "val:READ-COMMITTED"
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【対応方法】
「回避方法」と同じ手順です。