詳細

【準備】

• ユーザーを追加します。
  
  例：
  
  • ユーザー1
  • ユーザー2
    
    
• メッセージを送信します。
  
  例：
  ------------------
  標題：メッセージ1
  差出人：ユーザー1
  宛先：ユーザー2
  ------------------

【再現手順】

1. システム管理画面にログインし、[基本システムの管理] ＞ [ユーザー] ＞ [組織/ユーザーの設定]の順にクリックします。
   
   
2. ユーザー2を検索し、[ユーザー2] ＞ [削除] ＞ [はい]の順にクリックします。
   
   補足：
   ユーザー2のデータは削除されていない状態にします。
   次の操作でユーザーデータの削除状況を確認できます。
   
   
   1. [基本システムの管理] ＞ [ユーザー] ＞ [ユーザーデータの削除時間の設定]の順にクリックします。
      
      
   2. データを削除するユーザーで、「ユーザー2」が表示されていることを確認します。
      
      
3. [各アプリケーションの管理] ＞ [メッセージ] ＞ [メッセージの一括削除]の順にクリックします。
   
   
4. メッセージ1を含むように削除する基準となる日付を設定します。
   
   
5. [削除する] ＞ [はい]の順にクリックします。

→現象発生：
 次のエラーが発生し、メッセージを一括削除できません。

• 通常構成の場合
  バージョン 3.5.5以前のガルーン：
  ------------------
  エラー (GRN_CMMN_00105)
  指定されたユーザーが見つかりません。
  
  原因
  ユーザーの指定が誤っているか、ユーザーが削除されています。
  ------------------
  
  バージョン 3.7.0～3.7.5のガルーン：
  ------------------
  Fatal error: Call to a member function getOID() on a non-object in /var/www/cgi-bin/cbgrn/code/include/star/logic.csp on line 117
  ------------------
  
  
• DB分割構成の場合
  ------------------
  エラー (GRN_CMMN_00105)
  指定されたユーザーが見つかりません。
  
  原因
  ユーザーの指定が誤っているか、ユーザーが削除されています。
  ------------------

補足：

• 手順2でメッセージの差出人を削除した場合も、同様の現象が発生します。

回避/対応方法

【対応方法】

次のどちらかの方法を実施後、メッセージの一括削除を行うことができます。

• ユーザー1のユーザーデータを復旧する。
  
  
  1. システム管理画面にログインし、[基本システムの管理] ＞ [ユーザー] ＞ [ユーザーデータの削除時間の設定]の順にクリックします。
     
     
  2. 「ユーザー1」のチェックボックスを選択し、[復旧する] ＞ [はい]の順にクリックします。
     
     

• ユーザー1のユーザーデータを即時削除する。
  
  

  1. システム管理画面にログインし、[基本システムの管理] ＞ [ユーザー] ＞ [ユーザーデータの削除時間の設定]の順にクリックします。
     
     
  2. 「ユーザー1」のチェックボックスを選択し、[削除する] ＞ [はい]の順にクリックします。
     
     補足：
     ユーザーデータの削除はアクセスの少ない時間帯に行ってください。

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【更新履歴】

2016/02/29　タイトルを更新しました。

2016/02/23　改修バージョンに「4.0.0」を設定しました。
2015/10/15　発生する現象と再現バージョンを更新しました。
2013/06/03　発生する現象を更新しました。

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