014-006266
申請経路から外れたユーザーが、印刷用画面で申請データの詳細を参照できる。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ワークフロー
- 再現バージョン
-
- 9.2.0
- 9.2.1
- 改修バージョン
- 9.3.0
- 公開日
- 2013-04-17
- 更新日
- 2014-10-06
詳細
【準備】
- システム設定のワークフローの「ユーザーの権限」で、次の設定を行います。
例:
-------
ユーザーの権限:「申請後、申請者または運用管理者に経路の変更を許可する」のチェックボックスを選択する
------- - ユーザーを追加します。
例:
- ユーザー1
- ユーザー2
- ユーザー3
- ユーザー4
- ユーザー1を、ワークフローの運用管理者に設定します。
- ユーザー1でログインし、申請を作成します。
例:
-------
標題:申請1
申請者:ユーザー1
承認経路の処理者:ユーザー2
決裁経路の処理者:ユーザー3
------- - 申請1の経路にユーザー2を含めないように経路変更します。
例:
-------
変更後:
- 承認経路の処理者:ユーザー4
【再現手順】
- ユーザー2でログインし、[ワークフロー] > [受信一覧] > [申請1] > [印刷用画面]の順にクリックします。
→現象発生:
申請経路から外れているにもかかわらず、申請データの詳細を参照できます。
補足:
- 「経路が変更された申請の確認」画面でも、同様の現象が発生します。
- バージョン 9.2.0のサイボウズ Officeでワークフローに関する仕様変更を行いました。
バージョン 9.1.0以前の挙動は仕様動作であり、発生バージョンに含まれません。
例: - バージョン 9.1.0以前のサイボウズ Officeにおける仕様
- 以前申請経路に含まれていたユーザーであれば、申請データの詳細を参照できる。
バージョン 9.2.0以降のサイボウズ Officeにおける仕様
- 申請経路から外れたユーザーは、申請経路から外れた時点で申請データの詳細を参照できなくなる。
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 9.3.0のサイボウズ Office