004-008114
バージョン 3.1.1へバージョンアップすると、リモートサービスマネージャーへのアクセスURLが変わる場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- インストーラー
- 再現バージョン
-
- 3.1.1
- 3.1.2
- 改修バージョン
- 3.1.3
- 公開日
- 2014-03-19
- 更新日
- 2015-06-26
詳細
【準備】
- 1つのサーバーに、バージョン 3.1.0以前のリモートサービスを2つインストールします。
例:
- リモートサービス A
ポート番号:8080
リモートサービスマネージャーURL:
http://(IPアドレスまたはホスト名):8080/remote/login.vm - リモートサービス B
ポート番号:8180
リモートサービスマネージャーURL:
http://(IPアドレスまたはホスト名):8180/remote/login.vm
- リモートサービス A
【再現手順】
- 「リモートサービス A」の環境をアンインストールします。
- 「リモートサービス B」の環境をバージョン 3.1.1にバージョンアップします。
- 「リモートサービス B」のリモートサービスマネージャーにアクセスします。
例:
http://(IPアドレスまたはホスト名):8180/remote/login.vm
→現象発生:
リモートサービスマネージャーが表示されません。
補足:
- バージョンアップ時に8080番ポートが利用されていない場合、リモートサービスマネージャー用のポートとして8080番ポートを利用してしまいます。
このため、次のURLでアクセスできる状態になります。
「リモートサービス B」のリモートサービスマネージャーURL:
http://(IPアドレスまたはホスト名):8080/remote/login.vm
回避/対応方法
【対応方法】
変更されたアクセスURLのままご利用ください。
補足:
- ポート番号を設定し直すことで、元のアクセスURLに戻すことができます。
- server.xmlの69行目を修正します。
例:
---------------------
修正前:Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1
修正後:Connector port="8180" protocol="HTTP/1.1
---------------------
補足:
server.xmlは次のディレクトリーに配置されています。
(インストールディレクトリー)/conf/server.xml - リモートサービスマネージャーを再起動します。
補足:
リモートサービスマネージャーを再起動する
http://manual.cybozu.co.jp/remote/admin/restart.html#01
- server.xmlの69行目を修正します。
- ただし、ポート番号を設定しなおしている場合は、バージョン 3.1.3以降のリモートサービスへバージョンアップ後にポート番号が変わる可能性があります。
詳細は次の制限事項をご確認ください。
https://kb.cybozu.support/article/32138/