001-008845
[CyVDB-928]メールに関する操作制限回避の脆弱性
- 種別
- 脆弱性
- 機能
-
- メール
- 再現バージョン
-
- 3.0.0
- 3.0.1
- 3.0.2
- 3.0.3
- 3.1.0
- 3.1.1
- 3.1.2
- 3.1.3
- 3.5.0
- 3.5.1
- 3.5.2
- 3.5.3
- 3.5.4
- 3.5.5
- 3.7.0
- 3.7.1
- 3.7.2
- 3.7.3
- 3.7.4
- 3.7.5
- 4.0.0
- 4.0.1
- 4.0.2
- 4.0.3
- 4.2.0
- 改修バージョン
- 4.2.1
- 公開日
- 2016-02-19
- 更新日
- 2016-05-27
詳細
攻撃者にこの脆弱性を利用された場合、メールに関するデータ改ざんなどの被害を引き起こされる可能性があります。
脆弱性タイプ:
- 認可・権限・アクセス制御
脆弱性の基本評価:
- 攻撃元区分(AV):ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ(AC):低
- 必要な特権レベル(PR):低(攻撃前にコンポーネントに対する基本的な権限での認証(ログイン等)が必要である)
- ユーザ関与レベル(UI):不要
- 影響の想定範囲(S):変更なし(影響範囲が脆弱性のあるコンポーネントに留まる)
- 機密性への影響(C):なし
- 完全性への影響(I):低(影響が限定的である)
- 可用性への影響(A):なし
CVSS基本値:
- 4.3(Medium/警告)
補足:
- 改修前のバージョンのガルーンをご利用のお客様にご迷惑となりますので、再現手順の公開はしていません。
- 脆弱性の評価についてはこれまでの共通脆弱性評価システム「CVSS v2」に替わり、2016年1月より「CVSS v3」を利用しています。
バージョン 4.2.1のガルーンについては「CVSS v2」から「CVSS v3」への移行期間とし、「CVSS v2」での評価も併せて情報公開します。
CVSS v2:
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/CVSS.html
CVSS v3:
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/CVSSv3.html
「CVSS v3」の評価方法および、評価結果の確認方法については、次の資料をご参照ください。
CVSS v3 を使った脆弱性の評価:
http://www.slideshare.net/slideshow/embed_code/62044880 - CVSS v2による評価は次のとおりです。
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脆弱性の基本評価:
- 攻撃元区分(AV):ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ(AC):低
- 攻撃前の認証要否(Au):単一(攻撃前に認証(ログイン等)が必要である)
- 機密性への影響(C):なし
- 完全性への影響(I):部分的(一部の情報が改ざん可能である)
- 可用性への影響(A):なし
- 4.0(レベルⅡ)
- CVE識別番号(CVE-ID)
CVE-2016-1188
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2016-1188
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 4.2.1のガルーン
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【更新履歴】
2016/05/13 CVE識別番号を追記しました。