001-008927
「Everyone」ロールにワークフローの利用が許可されていない場合、1つの申請フォームで、2つ以上の経路ステップの初期値に同じユーザーが設定されていると、申請時に経路を設定する際、「処理者」欄に「(省略)」が表示されない場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ワークフロー
- 再現バージョン
-
- 4.0.0
- 4.0.1
- 4.0.2
- 4.0.3
- 4.2.0
- 改修バージョン
- 4.2.1
- 公開日
- 2016-01-13
- 更新日
- 2016-03-29
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- 「Everyone」ロールにワークフローの利用が許可されていない設定にする。
- 次の条件をすべて満たす申請フォームである。
- 3つ目以降の経路ステップの初期値に「(省略)」を設定する。
- 「(省略)」を設定した経路ステップより前の、2つ以上の経路ステップの初期値に、同じユーザー、組織、またはロールを設定する。
- 3つ目以降の経路ステップの初期値に「(省略)」を設定する。
【準備】
- ユーザーを追加します。
例:
ユーザー1 - ワークフローの利用ユーザーに、ユーザー1を追加します。
補足:
- (システム管理画面)「アプリケーション > 利用ユーザーの設定 > 利用を許可するアプリケーションの変更」画面で設定します。
例:
------------
ユーザー1:
利用を許可するアプリケーション:「ワークフロー」のチェックボックスを選択する
------------
補足:
- 「Everyone」ロールの設定がある場合、アプリケーションの利用ユーザーから「Everyone」を削除します。
- (システム管理画面)「アプリケーション > 利用ユーザーの設定 > 利用を許可するアプリケーションの変更」画面で設定します。
- ワークフローに、カテゴリを追加します。
例:
カテゴリ1
- カテゴリ1に、申請フォームを追加します。
例:
申請フォーム1
- 申請フォーム1に、3つ以上の経路ステップを設定します。
例:
----------------
承認経路:
- 経路ステップ:承認経路1、承認経路2
- 経路ステップ:回覧経路1
- 経路ステップ:承認経路1、承認経路2
- 3つ目の経路ステップである回覧経路1の初期値に、「(省略)」を設定します。
例:
----------------
回覧経路1:(省略)
---------------- - 「(省略)」を設定した経路ステップである回覧経路1より前の、2つ以上の経路ステップの初期値に、同じユーザーを指定します。
例:
----------------
承認経路1:ユーザー1
承認経路2:ユーザー1
---------------- - 申請フォーム1を有効にします。
【再現手順】
- ユーザー1でアプリケーション画面にログインし、[ワークフロー] > [申請する] > [カテゴリ1] > [申請フォーム1]の順にクリックします。
- 標題を入力し、[経路を設定する >>]をクリックします。
例:
----------------
標題:申請1
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→現象発生:
設定した回覧経路1の初期値が反映されず、回覧経路1の「処理者」欄に「(省略)」が表示されません。
補足:
- 同じ組織または同じロールを指定した場合も、同様の現象が発生します。
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 4.2.1のガルーン
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【更新履歴】
2016/03/29 補足を更新しました。
2016/02/09 タイトルを更新しました。
2016/02/08 タイトルと詳細を更新しました。