014-009111

パッケージ版 サイボウズ Office

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代理確認されるユーザーが「経路が変更された申請の確認」または「代理確認された申請の確認」を確認していない場合、申請を代理で確認できない。

種別
不具合
機能
  • ワークフロー
再現バージョン
  • 10.0.0
  • 10.0.1
  • 10.0.2
  • 10.1.0
  • 10.1.2
  • 10.2.0
  • 10.3.0
  • 10.4.0
  • 10.5.0
  • 10.6.0
  • 10.6.1
  • 10.7.0
  • 10.8.0
  • 10.8.1
  • 10.8.2
  • 10.8.3
  • 10.8.4
  • 10.8.5
  • 10.8.6
改修バージョン
公開日
2017-07-27
更新日
2017-07-27

詳細

【発生条件】

次の条件を満たす場合に発生します。

  • 代理確認されるユーザーが、次のどちらかを確認していない。
    • 経路が変更された申請の確認

    • 代理確認された申請の確認

【準備】

  • (システム設定画面)「ワークフロー > 一般設定」画面で、次の設定を行います。

    • ユーザーの権限:「申請後、申請者または運用管理者に経路の変更を許可する」のチェックボックスを選択する。

  • ユーザーを追加します。

    例:
    • ユーザー1
    • ユーザー2

  • ユーザー2をワークフローの運用管理者に設定します。

  • 申請フォームを追加します。

    例:
    -------
    申請フォーム名:申請フォーム1
    決裁経路:決裁
    確認経路:確認
    -------

  • ユーザー1で、申請フォーム1を利用して、次のような申請をします。

    例:
    -------
    標題:申請1
    決裁:ユーザー1
    確認:ユーザー1
    -------

  • ユーザー1で、決裁経路の処理者をユーザー2に変更します。

    例:
    • 変更前:
      -------
      標題:申請1
      決裁:ユーザー1
      確認:ユーザー1
      -------

    • 変更後:
      -------
      標題:申請1
      決裁:ユーザー2
      確認:ユーザー1
      -------

      補足:
      • ユーザー1に、「経路が変更された申請の確認」の通知が届きます。

      • ユーザー1で、経路の変更を確認しないままにします。

  • ユーザー2で、申請1を決裁します。

【再現手順】

  1. ユーザー2で、[ワークフロー] > [運用管理] > [申請データの管理] > [申請フォーム1] > [申請1]の順にクリックします。

  2. 運用管理者による代理確認のドロップダウンリストで、ユーザー1を選択し、[代理で確認する]をクリックします。

→現象発生:
 申請1を代理で確認できません。

補足:

  • 確認経路の「結果」欄に「確認(代理:ユーザー2)」と表示されません。

  • 承認経路、または、確認経路に対する「経路が変更された申請の確認」を、代理確認されるユーザーが確認していない場合も同様の現象が発生します。

  • 代理確認されるユーザーで、代理確認された申請の確認をしていない場合も、同様の現象が発生します。
    1. 確認経路が複数ある申請フォームを追加します。

      例:
      -------
      申請フォーム名:申請フォーム2
      決裁経路:決裁
      確認経路1:確認
      確認経路2:確認
      -------
    2. 申請フォーム2を利用して、次のような申請をします。

      例:
      -------
      標題:申請2
      決裁:ユーザー1
      確認:ユーザー1
      確認:ユーザー1
      -------

    3. 申請2を決裁します。

    4. ユーザー2でログインし、[ワークフロー] > [運用管理] > [申請データの管理] > [申請フォーム2] > [申請2]の順にクリックします。

    5. 運用管理者による代理確認のドロップダウンリストで、ユーザー1を選択し、[代理で確認する]をクリックします。

      補足:
      • 進行状況の結果欄に「確認(代理:ユーザー2)」と表示され、確認経路2まで申請が進みます。

      • ユーザー1に、「代理確認された申請の確認」の通知が届きます。

      • ユーザー1で、代理確認された申請の確認をしないままにします。

    6. 運用管理者による代理確認のドロップダウンリストで、ユーザー1を選択し、[代理で確認する]をクリックします。

回避/対応方法

【対応方法】

 

次のいずれかの方法で、対応できます。

  • 「経路の変更」画面で、処理者をユーザー1以外に変更し、代理で確認、または変更後の処理者で確認をします。

  • 「代理確認された申請の確認」を確認していない場合:
    • ユーザー1で「代理確認された申請の確認」を確認します。

  • 「経路が変更された申請の確認」を確認していない場合:
    • ユーザー1で「経路が変更された申請の確認」を確認します。