001-009299
削除予定ユーザーのデータに、ファイルが添付された既読メールが含まれていると、全文検索のインデックスを作成する際にFatal errorが発生する場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- メール
- ユーザー
- 再現バージョン
-
- 4.0.0
- 4.0.1
- 4.0.2
- 4.0.3
- 4.2.0
- 4.2.1
- 改修バージョン
- 4.2.2
- 公開日
- 2016-03-22
- 更新日
- 2016-05-27
詳細
【準備】
- 全文検索をインストールし、ガルーンで利用できるよう設定します。
- ユーザーを追加します。
例:
ユーザー1 - ユーザー1で添付ファイル付きのメールを受信し、既読にします。
例:
メール1 - ユーザー1を削除します。
補足:
- 「削除されたユーザーのデータ」は削除しない状態のままにします。
次の操作で確認できます。
- [基本システムの管理] > [ユーザー] > [ユーザーデータの削除時間の設定]の順にクリックします。
- データを削除するユーザーで、 「ユーザー1」が表示されていることを確認します。
- [基本システムの管理] > [ユーザー] > [ユーザーデータの削除時間の設定]の順にクリックします。
- 「削除されたユーザーのデータ」は削除しない状態のままにします。
【再現手順】
- コマンドラインを開きます。
- CGI実行ディレクトリーに移動します。
例:
Windowsの場合
cd C:\Inetpub\scripts\cbgrn
Linuxの場合
cd /var/www/cgi-bin/cbgrn - 次のコマンドを実行し、全文検索のインデックスを作成します。
例:
Windows版の場合
.¥grn.exe -C -q code¥command¥fts¥full_index.csp number=50
Linux版の場合
./grn.cgi -C -q code/command/fts/full_index.csp number=50
→現象発生:
Fatal errorが発生します。
例:
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[Fri, 01 Jan 2016 12:00:00 +0900]
Fatal error: Call to a member function getOID() on a non-object in /var/www/cgi-bin/cbgrn/code/include/mail/table.csp on line 1498
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補足:
- 本現象が発生した状態でも、ガルーンの動作には影響ありません。
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 4.2.2のガルーン
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【更新履歴】
2016/05/17 タイトルを更新しました。