001-009391
コマンドラインを使用して受信メールを一括削除する際、宛先に削除予定ユーザーを含むメールがあると、Fatal errorが発生する。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- メール
- 再現バージョン
-
- 3.1.0
- 3.1.1
- 3.1.2
- 3.1.3
- 3.5.0
- 3.5.1
- 3.5.2
- 3.5.3
- 3.5.4
- 3.5.5
- 3.7.0
- 3.7.1
- 3.7.2
- 3.7.3
- 3.7.4
- 3.7.5
- 4.0.0
- 4.0.1
- 4.0.2
- 4.0.3
- 4.2.0
- 4.2.1
- 4.2.2
- 改修バージョン
- 4.2.3
- 公開日
- 2016-06-03
- 更新日
- 2016-08-19
詳細
【準備】
- ユーザーを追加します。
例:
ユーザー1 - ユーザー1でメールを受信します。
例:
------------------------
標題:メール1
日時:2016年5月1日 00:00 AM
------------------------ - ユーザー1を削除します。
補足:
「削除されたユーザーのデータ」は削除しない状態のままにします。
データの状態は次の操作で確認できます。
- [基本システムの管理] > [ユーザー] > [ユーザーデータの削除時間の設定]の順にクリックします。
- 「データを削除するユーザー」に、 「ユーザー1」が表示されていることを確認します。
【再現手順】
- コマンドラインを開きます。
- CGI実行ディレクトリーに移動します。
例:
Windowsの場合:
cd C:\Inetpub\scripts\cbgrn
Linuxの場合:
cd /var/www/cgi-bin/cbgrn - 次のコマンドを実行し、受信メールを削除します。
バージョン 3.7.5以前のガルーンの場合:
- Windowsの場合:
.\grn_command.exe -f code\command\delete_mails.csp before=2016-05-02 exec - Linuxの場合:
./grn_command -f code/command/delete_mails.csp before=2016-05-02 exec
バージョン 4.0.0以降のガルーンの場合:
- Windowsの場合:
.\grn.exe -C -q code\command\delete_mails.csp before=2016-05-02 exec - Linuxの場合:
./grn.cgi -C -q code/command/delete_mails.csp before=2016-05-02 exec
補足:
- メール1の受信日時を含むように、削除する基準となる日付を指定します。
- Windowsの場合:
→現象発生:
Fatal errorが発生し、受信メールを削除できません。
例:
------------------------
Fatal error: Call to a member function getMailSize() on a non-object in /var/www/cgi-bin/cbgrn/code/include/mail/mail.csp on line 372
------------------------
補足:
- バージョン 4.0.0以降のガルーンで全文検索が有効になっている場合、次のエラーが発生します。
例:
------------------------
Fatal error: Call to a member function getOID() on a non-object in /var/www/cgi-bin/cbgrn/code/include/mail/mail.csp on line 362
------------------------
回避/対応方法
【対応方法】
次のどちらかの方法を実施後、受信メールを削除できます。
- ユーザー1のユーザーデータを復旧します。
- ユーザー1のユーザーデータを削除します。
補足:
- ユーザーデータの削除はアクセスの少ない時間帯に行ってください。
- 設定手順の詳細はマニュアルをご確認ください。
管理者ガイド
https://jp.cybozu.help/ja/g4/guide/#guide_index_01
- ユーザーデータの削除はアクセスの少ない時間帯に行ってください。
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【更新履歴】
2016/08/04 タイトルを更新しました。