詳細

【発生条件】

次の条件をすべて満たす場合に発生します。

• シングルサインオンの「対象アプリケーション」に、「ユーザー情報」を設定する。
  
  
• シングルサインオンの「初期値」に、「ユーザー情報」を設定する。

【準備】

• システム管理画面で、「発生条件」を満たすシングルサインオンを追加します。
  
  例：
  ------------------------
  シングルサインオン形式：GET認証
  対象アプリケーション：ユーザー情報
  表示名：シングルサインオン1
  GETするシステムのURL：http://xxx/grn.cgi/schedule/personal_day
  GETする項目(個人)：
  
  • 変数名：uid
  • 初期値：「ユーザー情報」、「ユーザー：ID」
  ------------------------

• ユーザー情報の項目画面で、カスタマイズ項目を追加します。
  
  例：
  ------------------------
  項目名：SSO
  項目タイプ：文字列(1行)
  使用：「使用する」を選択する
  シングルサインオン：シングルサインオン1
  ------------------------
  
  補足：
  
  • （システム管理画面）「ユーザー > ユーザー情報の項目」画面で設定します。

• ユーザーを追加します。
  
  例：
  ------------------------
  名前：ユーザー1（uid=2）
  SSO：日予定
  ------------------------
  
  補足：
  
  • ユーザーID（uid）とは、ユーザーを識別するために割り当てられた数字です。
    
    
  • ユーザーID（uid）は、次の画面のURLで確認できます。
    (システム管理画面)「ユーザー ＞ 組織/ユーザーの設定 ＞ ユーザーの詳細」画面

【再現手順】

1. システム管理画面にログインし、[基本システムの管理] ＞ [ユーザー] ＞ [組織/ユーザーの設定]の順にクリックします。
   
   
2. 検索ボックスに「ユーザー1」を入力し、[ユーザー検索]をクリックします。
   
   
3. [ユーザー1] ＞ [日予定]の順にクリックします。
   
   
4. URLを確認します。

→現象発生：

 指定した変数に正しい値が反映されません。

 例：
 http://xxx/grn.cgi/schedule/personal_day?uid=%grn.common.uum.user.id%

→正しい結果：

 指定した変数に正しい値が反映されます。

 例：
 http://xxx/grn.cgi/schedule/personal_day?uid=2

補足：

• 上記設定で現象が発生した場合、エラーが発生しリンク先の画面を表示できません。
  ------------------------
  エラー (GRN_CMMN_00105)
  指定されたユーザーが見つかりません。
  
  原因
  ユーザーの指定が誤っているか、ユーザーが削除されています。
  ------------------------

• シングルサインオン形式を「POST認証」に設定しても、同様の現象が発生します。
  
  
• 発生条件に加え、「初期値」の値が以下を満たす場合、「ユーザー情報の詳細」画面でも同様の現象が発生します。
  
  • 「組織：xxx」または、「ロール：xxx」を設定する。

回避/対応方法

------------------------------------------------------------
【更新履歴】
2016/08/01　タイトルを更新しました。

関連記事