014-009539

パッケージ版 サイボウズ Office

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メールを一度も受信したことがないユーザーが存在すると、メールデータを退避できない場合がある。

種別
不具合
機能
  • メール受信
  • メール送信
再現バージョン
  • 10.0.0
  • 10.0.1
  • 10.0.2
  • 10.1.0
  • 10.1.2
  • 10.2.0
  • 10.3.0
  • 10.4.0
  • 10.5.0
  • 10.6.0
  • 10.6.1
  • 10.7.0
  • 10.8.0
  • 10.8.1
  • 10.8.2
  • 10.8.3
  • 10.8.4
  • 10.8.5
  • 10.8.6
改修バージョン
公開日
2017-12-14
更新日
2024-06-05

詳細

【発生条件】

次の条件をすべて満たす場合に発生します。

  • ログインしたことがあり、メールを受信したことがないユーザーが存在する。

  • 組織「(全員)」の表示順で、メールを受信したユーザーよりも先に、メールを受信したことがないユーザーが表示される。


【準備】

  • ユーザーを追加します。

    例:
    • ユーザー1
    • ユーザー2

    補足:
    • 「システム設定 > ユーザーの設定」画面の組織「(全員)」で、ユーザー1がユーザー2よりも先に表示されている状態とします。

  • メールサーバーを登録し、各ユーザーにメールアカウントを設定します。

  • ユーザー1でログインします。

  • ユーザー2でログインし、メールを受信します。


【再現手順】

  1. サイボウズ Officeをインストールしているサーバーマシンに、Administrator権限を持つユーザーでログインします。

  2. コマンドプロンプトを起動し、インストールディレクトリに移動します。

    例:
    cd C:\inetpub\scripts\cbag

  3. 次のコマンドを実行します。

    例:
    準備でメールを受信した日付が、「2024年6月1日」の場合:
    ag.exe -x mailsave -path (保存フォルダの絶対パス) -date 2024/6/2

→現象発生:
 準備4点目で受信したメールデータを退避できません。

回避/対応方法

【回避方法】

  • 組織「(全員)」の表示順で、メールを受信したことがないユーザーを、メールを受信したユーザーよりも後に移動してメールデータを退避します。
    1. システム設定画面で、[ユーザー]をクリックします。

    2.  組織に「(全員)」が選択されていることを確認し、[順番変更する]をクリックします。

    3. メールを受信したことがないユーザーを選択し、メールを受信しているユーザーよりも後に移動して[変更する]をクリックします。

    4. メールデータを退避します。

  • メールを受信したことがないユーザーで、「検索結果(メール)」画面にアクセスしたあと、メールデータを退避します。

    1. メールを受信したことがないユーザーでログインし、[メール]をクリックします。

    2. 検索ボックスに文字列を入力し、[メール検索]をクリックします。

      補足:
      次のURLであることを確認します。
      http://(インストールしたサーバーのIPアドレスまたはホスト名)/scripts/cbag/ag.exe?page=MailSimpleSearch&Text=(検索した文字列)

    3. メールデータを退避します。


【対応方法】

「回避方法」と同じ手順です。