【発生条件】

次の条件をすべて満たす場合に発生します。

• マルチレポートの「通知先の変更」画面で、「通知先」を変更する。
  
  
• 「通知先」に、カテゴリの閲覧権限がないユーザーを追加する。
  
  

【準備】

• ユーザーを追加します。
  
  例：
  
  • ユーザー1
  • ユーザー2
    
    
• マルチレポートにカテゴリを追加します。
  
  例：
  カテゴリ1
  
  
• カテゴリ1にレポートフォームを追加し、有効にします。
  
  例：
  レポートフォーム1
  
  
• ユーザー2がカテゴリ1を閲覧できないよう、カテゴリ1に対するアクセス権を設定します。
  
  例：
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  セキュリティモデル：REVOKE（制限の対象を選択する）
  対象：ユーザー2
  アクセス権：閲覧権限なし
  ---------------
  
  補足：
  
  • (システム管理画面)「マルチレポート ＞ アクセス権の設定」画面で設定します。
    
    

• ユーザー1で、レポートフォーム1を使用してレポートを作成します。
  
  例：
  ---------------
  標題：レポート1
  参加者：ユーザー1
  ---------------
  
  

【再現手順】

1. ユーザー1でアプリケーション画面にログインし、[マルチレポート] ＞ [受信一覧] ＞ [レポート1]の順にクリックします。
   
   
2. [通知先を変更する]をクリックします。
   
   
3. 「通知先」に「ユーザー2」を追加し、[変更する]をクリックします。
   
   

→現象発生：
 次のエラーが発生し、「通知先」を変更できません。
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 エラー (GRN_RPRT_31016)
 指定された設定画面はアクセスできません。

 原因
 現在ログイン中のユーザーには、この機能に対してアクセスする権限がありません。
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補足：

• 準備で、セキュリティモデルを「GRANT（許可の対象を選択する）」に設定した場合も、同様の現象が発生します。
  
  
• 閲覧権限のないユーザーが作成したレポートにコメントを書き込む手順でも、同様の現象が発生します。
  
  
  1. ユーザー1で、レポートフォーム1を使用してユーザー1を参加者に含まないレポートを作成します。
     
     例：
     ---------------
     標題：レポート1
     作成者：ユーザー1
     参加者：ユーザー2
     ---------------
     
     
  2. ユーザー1がカテゴリ1を閲覧できないよう、カテゴリ1に対するアクセス権を設定します。
     
     例：
     ---------------
     セキュリティモデル：REVOKE（制限の対象を選択する）
     対象：ユーザー1
     アクセス権：閲覧権限なし
     ---------------
     
     
  3. ユーザー2でアプリケーション画面にログインし、[マルチレポート] ＞ [受信一覧] ＞ [レポート1]の順にクリックします。
     
     
  4. コメントを入力し、[書き込む]をクリックします。

【回避方法】

「レポートの変更」画面で、「参加者以外の通知先」にユーザーを追加します。

【対応方法】

「回避方法」と同じ手順です。


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【更新履歴】
2019/10/18　補足を更新しました。