004-010374
[CyVDB-1738]システム管理に関するパス・トラバーサルの脆弱性
- 種別
- 脆弱性
- 機能
-
- 管理画面
- 再現バージョン
-
- 3.0.0
- 3.0.1
- 3.1.0
- 3.1.1
- 3.1.2
- 3.1.3
- 3.1.4
- 3.1.5
- 3.1.6
- 3.1.7
- 3.1.8
- 改修バージョン
- 3.1.9
- 公開日
- 2018-11-26
- 更新日
- 2018-11-26
詳細
攻撃者にこの脆弱性を利用された場合、サーバー内の任意のファイルを削除される可能性があります。
脆弱性タイプ:
- パス・トラバーサル
- 攻撃元区分(AV):ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ(AC):低
- 必要な特権レベル(PR):低(攻撃前にコンポーネントに対する基本的な権限での認証(ログイン等)が必要である)
- ユーザ関与レベル(UI):不要
- 影響の想定範囲(S):変更あり(影響範囲が脆弱性のあるコンポーネント以外にも広がる可能性がある)
- 機密性への影響(C):なし
- 完全性への影響(I):高(機密情報や重要なシステムファイルが改ざん可能)
- 可用性への影響(A):高(対象コンポーネントを完全に停止させることができる)
CVSS基本値:
- 9.6(Critical/緊急)
補足:
- 攻撃につながる恐れがあるため、再現手順の公開はしていません。
- 脆弱性の評価については共通脆弱性評価システム「CVSS v3」を利用しています。
CVSS v3:
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/CVSSv3.html
「CVSS v3」の評価方法および、評価結果の確認方法については、次の資料をご参照ください。
CVSS v3 を使った脆弱性の評価:
http://www.slideshare.net/slideshow/embed_code/62044880 - CVSS基本値が6.9以下(深刻度が警告または注意に該当)の脆弱性については、旧バージョンのリモートサービスでの対応の予定はありません。
改修方針については次の資料の「オンプレミス製品の脆弱性の改修」をご参照ください。
脆弱性情報ハンドリングポリシー:
http://www.slideshare.net/slideshow/embed_code/30074325 - CVE識別番号(CVE-ID)
CVE-2018-16170
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-16170
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 3.1.9のリモートサービス