001-010514
関数「workflow.request.create.show」を使用し、eventオブジェクトをreturnすると、「メニュー」項目の設定が保持されず、初期値の選択が解除される場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ワークフロー
- JavaScript API
- 再現バージョン
-
- 4.6.0
- 4.6.1
- 4.6.2
- 4.6.3
- 4.10.0
- 4.10.1
- 4.10.2
- 4.10.3
- 5.0.0
- 5.0.1
- 5.0.2
- 改修バージョン
- 5.5.0
- 公開日
- 2019-06-13
- 更新日
- 2020-11-05
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
【準備】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- 関数「workflow.request.create.show」を使用し、eventオブジェクトをreturnする。
- 申請フォームに、次の条件をすべて満たす「メニュー」項目を含む。
- 「項目コード」を設定している。
- 「メニュー項目」を「所属する組織(入力時にユーザー情報を読み込む)」に設定している。
- 「項目コード」を設定している。
【準備】
- 組織を追加します。
例:
組織1 - ユーザーを追加し、組織1に所属させます。
例:
ユーザー1
------------
所属組織:組織1
優先する組織:組織1
------------ - ワークフローの「JavaScript / CSSによるカスタマイズ」を許可する設定にします。
補足:- (システム管理画面)「ワークフロー > 一般設定」画面で設定します。
- (システム管理画面)「ワークフロー > 一般設定」画面で設定します。
- ワークフローに、申請フォームを追加します。
例:
申請フォーム1 - 申請フォーム1に、発生条件2点目を満たす「メニュー」項目を追加します。
例:
------------項目名:項目1項目コード:menuタイプ:メニューメニュー項目:所属する組織初期値:優先する組織------------
補足:- 「項目1」の初期値には、申請者の「優先する組織」が選択されます。
- 関数「workflow.request.create.show」を使用して、eventオブジェクトをreturnするよう準備します。
例:
------------
garoon.events.on('workflow.request.create.show', function(event) {
return event;
});
------------
補足:- Garoon JavaScript APIの使用については、cybozu developer networkをご確認ください。
https://cybozu.dev/ja/garoon/docs/js-api/
- Garoon JavaScript APIの使用については、cybozu developer networkをご確認ください。
【再現手順】
- ユーザー1でアプリケーション画面にログインし、[ワークフロー] > [申請する] > [申請フォーム1]の順にクリックします。
→現象発生:
「項目1」の設定が保持されず、初期値の選択が解除されます。
例:
------------
項目1:(選んでください)
------------
→正しい結果:
「項目1」の設定が保持され、初期値が選択されます。
例:
------------
項目1:組織1
------------
「項目1」の設定が保持されず、初期値の選択が解除されます。
例:
------------
項目1:(選んでください)
------------
→正しい結果:
「項目1」の設定が保持され、初期値が選択されます。
例:
------------
項目1:組織1
------------
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 5.5.0のGaroon