004-011001
[CyVDB-1810]管理画面に関するクロスサイトスクリプティングの脆弱性
- 種別
- 脆弱性
- 機能
-
- 管理画面
- 再現バージョン
-
- 3.1.8
- 改修バージョン
- 4.0.0
- 公開日
- 2021-09-29
- 更新日
- 2021-09-29
詳細
この脆弱性を悪用された場合、リモートサービスを利用中のWebブラウザー上で任意のスクリプトを実行させられる可能性があります。
本脆弱性の影響を受けるWebブラウザーは次のとおりです。
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Mozilla Firefox
脆弱性タイプ:
- クロスサイトスクリプティング
脆弱性の基本評価:
- 攻撃元区分(AV):ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ(AC):低
- 必要な特権レベル(PR):低(攻撃前にコンポーネントに対する基本的な権限での認証(ログイン等)が必要である)
- ユーザ関与レベル(UI):要
- 影響の想定範囲(S):変更あり(影響範囲が脆弱性のあるコンポーネント以外にも広がる可能性がある)
- 機密性への影響(C):低(情報が参照可能ではあるが、その影響が限定的)
- 完全性への影響(I):低(情報が改ざん可能ではあるが、その影響が限定的)
- 可用性への影響(A):なし
CVSS基本値:
- 5.4(Medium/警告)
補足:
- 攻撃につながる恐れがあるため、再現手順の公開はしていません。
- 脆弱性の評価については共通脆弱性評価システム「CVSS v3」を利用しています。
CVSS v3:
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/CVSSv3.html
- CVSS基本値が6.9以下(深刻度が警告または注意に該当)の脆弱性については、旧バージョンのリモートサービスでの対応の予定はありません。
- 脆弱性情報ハンドリングポリシー
https://cybozu.co.jp/company/security-policy/
- CVE識別番号(CVE-ID)
CVE-2021-20800
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2021-20800
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 4.0.0のリモートサービス