001-011276

パッケージ版 Garoon

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運用管理権限が設定されたブックのセキュリティモデルを、CSVファイルからの読み込みで変更すると、運用管理権限の設定が削除される。

種別
不具合
機能
  • アドレス帳
再現バージョン
  • 4.0.0
  • 4.0.1
  • 4.0.2
  • 4.0.3
  • 4.2.0
  • 4.2.1
  • 4.2.2
  • 4.2.3
  • 4.2.4
  • 4.2.5
  • 4.2.6
  • 4.6.0
  • 4.6.1
  • 4.6.2
  • 4.6.3
  • 4.10.0
  • 4.10.1
  • 4.10.2
  • 4.10.3
  • 5.0.0
  • 5.0.1
  • 5.0.2
  • 5.5.0
  • 5.5.1
  • 5.9.0
  • 5.9.1
  • 5.9.2
  • 5.15.0
  • 5.15.1
  • 5.15.2
改修バージョン
6.0.0
公開日
2023-05-01
更新日
2023-10-27

詳細

【発生条件】
次の条件を満たす場合に発生します。
  • 運用管理権限が設定されたブックのセキュリティモデルを、CSVファイルからの読み込みで変更する。

【準備】
  • ユーザーを追加します。

    例:
    ユーザー1

  • アドレス帳にブックを作成します。

    例:
    ---------------
    ブック名:ブック1
    ブックコード:book1
    ---------------

  • ユーザー1に、ブック1の運用管理権限を設定します。

  • ブック1のセキュリティモデルを確認します。

    例:
    REVOKE(制限の対象を選択する)

    補足:
    • (システム管理画面)「アドレス帳 > アクセス権の設定 > アクセス権一覧」画面で確認できます。

  • ブック1のセキュリティモデルを変更するCSVファイルを作成します。

    例:
    ---------------
    "ブックコード","設定項目","設定値","設定対象"
    "book1","security_model","grant",""
    ---------------

【再現手順】
  1. システム管理画面にログインし、[各アプリケーションの管理] > [アドレス帳] > [CSVファイルからの読み込み] > [アクセス権の読み込み]の順にクリックします。

  2. 「ファイル」項目で、準備5点目で作成したCSVファイルを選択します。

  3. [次へ] > [読み込む]の順にクリックします。

  4. [運用管理権限の設定] > [ブック1]の順にクリックします。

→現象発生:
 ブック1の運用管理権限の設定が削除され、空になっています。

補足:
  • 本現象が発生した場合も、ブック1のセキュリティモデルの変更は正常に反映されます。

  • CSVファイルからの読み込みで、ブック1のセキュリティモデルを「GRANT(許可の対象を選択する)」から「REVOKE(制限の対象を選択する)」に変更した場合も、同様の現象が発生します。

回避/対応方法

【回避方法】
次のどちらかの操作を行います。
  • CSVファイルからの読み込みで、ブック1のセキュリティモデルを含むアクセス権を設定したあと、ユーザー1にブック1の運用管理権限を設定します。

  • ユーザー1にブック1の運用管理権限を設定し、システム管理画面からブック1のセキュリティモデルを設定したあと、CSVファイルからの読み込みでセキュリティモデルを除くアクセス権を設定します。

    補足:
    • セキュリティモデルは、(システム管理画面)「アドレス帳 > アクセス権の設定 > アクセス権一覧 > セキュリティモデルの変更」画面で設定できます。

【対応方法】
「回避方法」と同じ手順です。