001-011316

パッケージ版 Garoon

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経路ステップの「申請者の初期値変更の許可」が許可されていない場合、初期値のユーザー、組織、またはロールに対してワークフローの利用を許可しない設定にすると、申請の作成時に処理者が空欄になり、経路の設定ができない。

種別
不具合
機能
  • ワークフロー
再現バージョン
  • 5.0.0
  • 5.0.1
  • 5.0.2
  • 5.5.0
  • 5.5.1
  • 5.9.0
  • 5.9.1
  • 5.9.2
  • 5.15.0
  • 5.15.1
  • 5.15.2
  • 6.0.0
  • 6.0.1
  • 6.0.2
  • 6.0.3
改修バージョン
公開日
2025-02-18
更新日
2025-02-18

詳細

【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
  • 経路ステップの「申請者の初期値変更の許可」を許可しない設定にする。

  • 経路ステップの初期値に設定されたユーザー、組織、またはロールに対し、ワークフローの利用を許可しない設定にする。

【準備】
  • ユーザーを追加します。

    例:
    • ユーザー1
    • ユーザー2

  • ワークフローに、カテゴリーを追加します。

    例:
    カテゴリー1

  • カテゴリー1に、次のような申請フォームを追加し、有効にします。

    例:
    申請フォーム1
    ---------------
    経路情報
    • 経路名:専用経路1

    承認経路
    • 経路ステップ名:承認経路1
    • 経路種別:承認(全員)
    • 初期値:ユーザー2
    • 申請者の初期値変更の許可:許可しない
    ---------------

    補足:
    • (システム管理画面)「ワークフロー > 申請フォームの一覧 > 申請フォームの詳細 > 経路ステップの詳細 > 初期値の設定 > 初期値変更の許可」画面で、「申請者による初期値の変更を許可する」のチェックボックスの選択を外します。

  • ユーザー2に対し、ワークフローの利用を許可しない設定にします。

    例:
    ---------------
    対象:ユーザー2
    利用を許可するアプリケーション:「ワークフロー」のチェックボックスの選択を外す
    ---------------

    補足:
    • (システム管理画面)「アプリケーション > 利用ユーザーの設定」画面で設定します。

    • 「Everyone」ロールの設定がある場合、「Everyone」ロールでワークフローの利用を許可しない設定にします。

【再現手順】
  1. ユーザー1でアプリケーション画面にアクセスし、[ワークフロー] > [申請する] > [カテゴリー1] > [申請フォーム1]の順にクリックします。

  2. 標題を入力し、[経路を設定する]をクリックします。

    例:
    申請1

→現象発生:
 承認経路1の処理者が空欄になり、経路を設定できません。

補足:
  • 準備3点目で、次のように経路を設定した場合も、同様の現象が発生する場合があります。
    • 経路種別に「承認(誰か1人)」または「回覧」を設定する。
    • 共有経路を設定する。

  • 次の操作を行った場合も、同様の現象が発生します。
    • 承認経路の最後の経路ステップの「申請者の初期値変更の許可」を許可しない設定にして、初期値に「(省略)」を設定した申請フォームを使用する。
    • 申請が差し戻されたあと、経路ステップの初期値のユーザー、組織、またはロールに対し、ワークフローの利用を許可しない設定にして、差し戻された申請を再利用する。

回避/対応方法

【対応方法】
経路ステップの初期値に、ワークフローの利用を許可しているユーザー、組織、またはロールを再設定します。