001-003496
社内メールのデータ量が多いと、コマンドラインを使用した社内メールの一括削除失敗する場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
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- メッセージ
- 再現バージョン
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- 2.5.2
- 2.5.3
- 改修バージョン
- 2.5.4
- 公開日
- 2010-02-26
- 更新日
- 2010-06-23
詳細
【現象】
社内メールのデータ量が多いと、コマンドラインを使用した社内メールの一括削除に
失敗する場合がある。
【事前準備】
・社内メールを大量に送信する
【再現手順】
1. コマンドラインを使用して、事前準備で作成した社内メールを一括で削除する
例:
./grn.cgi -q -C -f code/command/delete_messages.csp before=2008-09-30 max_duration=180
→現象発生
次のエラーメッセージが表示され、社内メールの一括削除に失敗する。
*** glibc detected *** double free or corruption (!prev): (メモリアドレス) ***
※削除する社内メールの件数が多い場合に、現象が発生します。
※現象が発生するデータ量はお客様の環境によって異なります。
※本現象が発生した場合、削除済みの社内メールに添付されたファイルの一部が
削除されずに残ります。
回避/対応方法
【回避方法】
コマンドを実行する際に、削除処理を行う最大時間(5~10分)を設定し、
社内メールを複数回に分けて削除することで、現象を回避できます。
※コマンドを実行する際に、パラメーターに「max_duration」を指定することで
削除処理を行う最大時間を設定できます。