001-005684
[Windows版の現象]IPv6の設定を有効にした状態でバージョン3.5.0へバージョンアップすると、バージョンアップに失敗する。
- 種別
- 不具合
- 機能
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- インストーラー
- 再現バージョン
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- 3.5.0
- 改修バージョン
- 公開日
- 2012-03-02
- 更新日
- 2012-03-19
詳細
【発生条件】
- Windows Server 2003環境を利用している。
- IPv6の設定が有効になっている。
【準備】
- IPv6の設定が有効になっているWindows Server 2003環境を構築します。
- バージョン 3.1.3以前のガルーンをインストールします。
【再現手順】
- バージョン 3.5.0のガルーンへバージョンアップします。
→現象発生:
次のエラーが表示されます。
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データベース管理ユーザーの作成に失敗しました。
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また、[OK]をクリックすると次のエラーが表示され、バージョンアップに失敗します。
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バージョンアップスクリプトが異常終了しました。(1)サイボウズオフィシャルパートナー、または販売元にお問い合わせください。
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補足:
- Windows Server 2008環境では本現象は発生しません。
回避/対応方法
【回避方法】
バージョン 3.5.0へバージョンアップする前に、「Microsoft TCP/IP Version 6」を一時アンインストールしてください。
- Windowsのスタートメニューから、[コントロールパネル] > [ネットワーク接続] > [ローカルエリア接続]を選択します。
- [全般]タブで[プロパティ]をクリックします。
- 「Microsoft TCP/IP Version 6」を選択し、[アンインストール]をクリックします。
- バージョン 3.5.0 のガルーンへバージョンアップします。
補足:
- バージョンアップ後は、「Microsoft TCP/IP Version 6」を再インストールし利用することが可能です。
【対応方法】
すでに現象が発生している場合はバージョンアップ前の環境を再構築し、【回避方法】の手順を実施した後に再度バージョンアップを実施してください。