001-008387

パッケージ版 Garoon

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メールをmbox形式で書き出す場合、対象のフォルダーにメールソースを削除したメールが含まれていると、エラー(PHP00002)が発生して書き出しに失敗する場合がある。

種別
不具合
機能
  • メール
再現バージョン
  • 3.5.0
改修バージョン
4.0.1
公開日
2015-01-21
更新日
2015-10-26

詳細

【準備】

  • メールを受信します。

    例:
    メール1

  • CGI実行ディレクトリーに移動します。
  • ガルーンがインストールされているサーバー上から、受信したメールに該当するファイルを削除します。

    例:
    次の操作を行います。

    1. メールソースの保存領域を開きます。

      Windowsの場合:
      (インストールディレクトリ)¥mysql-5.0¥files¥cbgrn¥mail¥grn_mail_sourcefilebody___p1¥0¥0

      Linuxの場合:
      (インストールディレクトリ)/mysql-5.0/files/cbgrn/mail/grn_mail_sourcefilebody___p1/0/0

    2. 「0」ディレクトリー配下の「1」のファイルを削除します。
      例:
      ----------------
      削除前:「grn_mail_sourcefilebody___p1/0/0/1」
      削除後:「grn_mail_sourcefilebody___p1/0/0/」
      ----------------

      補足:
      • 次の手順でファイルの削除をした場合、本現象は発生しません。

        1. アプリケーション画面にログインし、[メール] > [メール1] > [添付ファイルを削除する]の順にクリックします。

        2. 「添付ファイルの削除」ダイアログの[はい]をクリックします。

【再現手順】

  1. アプリケーション画面にログインし、[個人設定] > [各アプリケーションの設定] > [メール] > [ファイルへの書き出し]の順にクリックします。

  2. 「UNI mbox形式」を選択し、[書き出す]をクリックします。

  3. 書き出したファイルをテキストエディタ等で確認します。

→現象発生:
 次のエラーが表示されます。
  ----------------------------------
  エラー (PHP00002)
  予期しないエラーが発生しました。
  原因
  原因は不明です。
  ----------------------------------

 

回避/対応方法

【対応方法】

php.iniファイルのerror_reportingの設定値を変更することで対応できます。

例:
変更前
------------------------------
error_reporting = E_ALL
------------------------------

変更後
------------------------------
error_reporting = E_ERROR|E_PARSE|E_CORE_ERROR|E_COMPILE_ERROR|E_USER_ERROR
------------------------------
  
補足:

  • php.iniは次のディレクトリーに配置されています。
    (cgi実行ディレクトリ)/(インストール識別子)/php.ini


  • バージョン 3.5.1以降のガルーンにバージョンアップすると、error_reportingの設定値が変更後のものへ書き換わります。
    このためバージョン 3.5.1以降のガルーンでは、上記の変更は不要です。

 

 

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【更新履歴】

2015/01/28 補足を削除しました。
2015/01/27 補足を修正しました。

関連ワード

error_reporting