001-008543
[CyVDB-659][Windows版の現象]スケジューリングサービスのハンドルが解放されない場合がある。
- 種別
- 脆弱性
- 機能
-
- システム設定
- 再現バージョン
-
- 3.0.0
- 3.0.1
- 3.0.2
- 3.0.3
- 3.1.0
- 3.1.1
- 3.1.2
- 3.1.3
- 3.5.0
- 3.5.1
- 3.5.2
- 3.5.3
- 3.5.4
- 3.5.5
- 3.7.0
- 3.7.1
- 3.7.3
- 3.7.4
- 3.7.5
- 4.0.0
- 改修バージョン
- 4.0.1
- 公開日
- 2015-02-13
- 更新日
- 2015-02-13
詳細
【再現手順】
- システム管理画面にログインし、[各アプリケーションの管理] > [メール] > [一般設定]の順にクリックします。
- 「メールの自動受信」欄で、「設定する」を選択します。
- 「自動受信の指定時間」欄で、5分ごとにメールを自動受信するように時間を設定します。
- スケジューリングサービス(sched.exe)のハンドル数を監視します。
→現象発生:
スケジューリングサービスのハンドルが解放されず、ハンドル数が増加していきます。
補足:
- クラスタソフトウェア等の監視ツールを導入している環境では、ハンドル数の閾値を超え、フェイルオーバーなどを引き起こす可能性があります。
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脆弱性タイプ:
- リソース管理の問題
脆弱性の基本評価:
- 攻撃元区分(AV):ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ(AC):高
- 攻撃前の認証要否(Au):単一 (攻撃前に認証(ログイン等)が必要である)
- 機密性への影響(C):なし
- 完全性への影響(I):なし
- 可用性への影響(A):部分的(業務の遅延や一時中断が可能である)
CVSS基本値:
- 2.1(レベルⅠ)
補足:
脆弱性の評価については共通脆弱性評価システム「CVSS v2」を利用しています。
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/CVSS.html
回避/対応方法
【回避方法】
次のいずれかの方法で回避できます。
- 次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 4.0.1のガルーン
- バージョン 4.0.1のガルーン
- 定期的にスケジューリングサービスを再起動します。
- クラスタソフトウェア等の監視ツールで、閾値の設定を変更します。