016-009372
ファイルを添付したメールを一斉配信したあと、過去データを退避すると、アドレス帳やテンプレートで、添付ファイルが削除される場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- 添付ファイル
- 一斉配信
- 過去データの退避
- 再現バージョン
-
- 5.0.0
- 5.0.1
- 5.0.4
- 5.0.5
- 5.0.6
- 5.1.0
- 5.1.1
- 5.1.2
- 5.1.3
- 5.1.4
- 5.2.0
- 5.2.1
- 5.3.0
- 改修バージョン
- 5.3.2
- 公開日
- 2015-12-24
- 更新日
- 2016-04-08
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- ファイルを設定した会社や顧客、または、テンプレートが存在する。
- ファイルを添付して一斉配信した配信データが存在する。
- ファイルを添付して一斉配信した配信データが、退避されないような条件で、過去データの退避を実行する。
【準備】
- メールスペースを追加します。
例:
メールスペース1 - ユーザーを追加します。
例:
ユーザー1 - ユーザー1で、メールスペース1の個人設定の「表示の設定」画面で、次の設定を行います。
例:
-------
画像ファイル:「本文と一緒に表示する」のチェックボックスの選択を外す
------- - メールスペース1のアドレス帳で、顧客を登録します。
例:
-------
名前:顧客1
ファイル:file1.jpg
------- - メールスペース1で、テンプレートを追加します。
例:
--------
名前:テンプレート1
件名:件名1
内容:内容1
ファイル:file2.txt
-------- - メールスペース1で、ファイルを添付したメールを一斉配信します。
例:
-------
件名:メール1
本文:本文1
ファイル:file3.txt
------- - ファイルを添付して一斉配信した配信データが、退避されないような条件で、メールスペース1の過去データの退避を実行します。
例:
メールを一斉配信した日付が、「2015年12月2日」の場合:
-------
メールスペース:「メールスペース1」
日付:「2015年」「12月」「1日」以前
-------
【再現手順】
- ユーザー1でログインし、[メールスペース1] > [アドレス帳] > [顧客1]の順にクリックします。
- [file1.jpg]をクリックします。
→現象発生:
次のエラーが発生し、添付ファイルを表示できません。
-------
エラー番号:10302
ファイルが見つかりません。
-------
補足:
- メールスペース1の個人設定の「表示の設定」画面で、「本文と一緒に表示する」のチェックボックスを選択した場合、「顧客の詳細」画面で、画像の表示が不正になり、画像が表示されません。
- 会社にファイルを設定した場合、「会社の詳細」画面でも、同様の現象が発生します。
- 「テンプレートの詳細」画面で、[file2.txt]、[変更する]または[再利用作成]をクリックした場合も同様の現象が発生します。
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 5.3.2のメールワイズ