001-009763
[iOS Safari/Android Chromeの現象]モバイル表示を使用すると、必須項目に設定されている「日付」項目が未入力でも、その項目の編集権限を持つ処理者は申請を承認できてしまう。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ワークフロー
- モバイル表示
- 再現バージョン
-
- 4.0.0
- 4.0.1
- 4.0.2
- 4.0.3
- 4.2.0
- 4.2.1
- 4.2.2
- 4.2.3
- 4.2.4
- 改修バージョン
- 4.2.5
- 公開日
- 2017-02-27
- 更新日
- 2017-02-27
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- 次の条件をすべてを満たす「日付」項目である。
- 初期値を指定しない。
- 必須項目に設定されている。
- 項目のアクセス権の設定で、申請者に編集が許可されていない。
- 項目のアクセス権の設定で、承認者に編集が許可されている。
補足:
- 必須項目に設定されている「日付」項目が未入力でも、承認者に「日付」項目の編集が許可されていない場合に申請を承認できるのは、仕様動作です。
- 必須項目に設定されている「日付」項目が未入力でも、承認者に「日付」項目の編集が許可されていない場合に申請を承認できるのは、仕様動作です。
- 初期値を指定しない。
- モバイル表示で、申請を承認する。
【準備】
- ユーザーを追加します。
例:
- ユーザー1
- ユーザー2
- ワークフローに、カテゴリを追加します。
例:
カテゴリ1 - カテゴリ1に、申請フォームを追加します。
例:
申請フォーム1 - 申請フォーム1に「日付」項目を追加します。
例:
------------------------
タイプ:日付
項目名:日付1
初期値:「指定しない(空欄)」
項目の条件:「必須項目にする」のチェックボックスを選択する
------------------------
補足:
- 初期値を「指定しない(空欄)」に設定し、かつ必須項目にします。
- 初期値を「指定しない(空欄)」に設定し、かつ必須項目にします。
- 申請フォーム1に経路を設定し、申請フォーム1を有効にします。
例:
------------------------
経路情報:
- 経路名:専用経路1
- 経路ステップ:承認経路1
補足:
- 共有経路を設定した場合にも、同様の現象が発生します。
- 「日付」項目のアクセス権を設定します。
例:
------------------------
申請者:「編集」のチェックボックスの選択を外す
承認経路1:「編集」のチェックボックスを選択する
------------------------
補足:
- (システム管理画面)「ワークフロー > 申請フォームの一覧 > 申請フォームの詳細 > 項目のアクセス権の設定」画面で設定します。
- (システム管理画面)「ワークフロー > 申請フォームの一覧 > 申請フォームの詳細 > 項目のアクセス権の設定」画面で設定します。
- ユーザー1で、申請フォーム1を使用して申請を作成します。
例:
------------------------
標題:申請1
日付1:(空欄)
承認経路1の処理者:ユーザー2
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【再現手順】
- iOSがインストールされている端末のSafariから、ユーザー2でガルーンにログインします。
- [モバイル表示]をタップします。
- [ワークフロー] > [申請1]の順にタップします。
- [承認] > [承認]の順にタップします。
→現象発生:
必須項目の「日付」項目が未入力であるにもかかわらず、申請を承認できます。
補足:
- Android Chromeを利用した場合も、同様の現象が発生します。
→正しい結果:
次のエラーが発生し、申請を承認できません。
------------------------
エラー(GRN_WRKF_25850)
必須項目が未入力なため、この申請は処理できません。Webブラウザーで必須項目を入力し、処理してください。
原因
原因は不明です。
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回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 4.2.5のガルーン
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【更新履歴】
2017/02/27 再現バージョンを更新しました。