004-010174
[Linux版の現象]リモートサービスマネージャーが正常に停止しない場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- インストーラー
- 再現バージョン
-
- 3.1.7
- 改修バージョン
- 3.1.8
- 公開日
- 2017-12-26
- 更新日
- 2018-01-26
詳細
【発生条件】
次のディレクトリ以外の場所でリモートサービスマネージャーを停止すると、現象が発生します。
- バージョン 3.1.7のインストーラー「cbrs-rc-3.1.7.bin」を実行したディレクトリ
- バージョン 3.1.7のリモートサービスマネージャーを起動したディレクトリ
補足:
- インストーラーを実行したディレクトリや、リモートサービスマネージャーを起動したディレクトリには、「CB_APP_IDENTIFER」という名前の不要なファイルが作成されます。
【再現手順】
- 「CB_APP_IDENTIFER」ファイルが存在しないディレクトリに移動します。
例:
cd /home/cybozu - リモートサービスマネージャーを停止します。
例:
/etc/init.d/cbrs_(インストール識別子) stop - 実行中のプロセスを確認します。
例:
ps
→現象発生:
実行中のプロセスに「boot.sh」があり、リモートサービスが停止していません。
例:
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23341 pts/1 00:00:26 boot.sh
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回避/対応方法
【対応方法】
「CB_APP_IDENTIFER」ファイルが存在するディレクトリで停止コマンドを実行します。
- 「CB_APP_IDENTIFER」ファイルが存在するディレクトリを確認します。
例:
find / -name CB_APP_IDENTIFER - 手順1で確認したディレクトリに移動します。
例:
cd /home/cybozu - リモートサービスマネージャーを停止します。
例:
/etc/init.d/cbrs_cbrc stop - 手順1で表示されたディレクトリすべてで手順3の操作を実行します。
補足:
- 停止コマンド2回目以降は次のエラーが表示されます。
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rm: cannot remove `/var/lock/subsys/cbrs_cbrc': そのようなファイルやディレクトリはありません
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- 停止コマンド2回目以降は次のエラーが表示されます。
- プロセスに「boot.sh」がないことを確認します。
例:
ps
補足:
- リモートサービスマネージャーを停止すると、「CB_APP_IDENTIFER」ファイルが削除されます。