001-011045

パッケージ版 Garoon

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送信メールサーバーの暗号化通信にSTARTTLSを使用していると、メールの送信に失敗しているにもかかわらず、エラーが発生しない場合がある。

種別
不具合
機能
  • メール
  • システム設定
再現バージョン
  • 4.0.0
  • 4.0.1
  • 4.0.2
  • 4.0.3
  • 4.2.0
  • 4.2.1
  • 4.2.2
  • 4.2.3
  • 4.2.4
  • 4.2.5
改修バージョン
4.10.0
公開日
2021-10-20
更新日
2021-10-22

詳細

【発生条件】
次の条件を満たすと発生する場合があります。
  • 送信メールサーバーの暗号化通信にSTARTTLSを使用している。

  • メールの送信に失敗する。

【準備】
  • 送信メールサーバーの暗号化通信に、STARTTLSを設定したメールサーバーを追加します。

    例:
    ---------
    送信メールサーバー名(SMTP):送信メールサーバー1
    送信メールサーバーのポート番号:587
    暗号化通信:TLSを使用する
    SMTP認証方法:LOGIN
    ---------

【再現手順】
  1. アプリケーション画面にログインし、[メール] > [作成]の順にクリックします。

  2. 「To:」欄を入力し、[送信する] > [送信する]の順にクリックします。

→現象発生:
 メールの送信に失敗しても、エラーが発生しない場合があります。

→正しい結果:
 メールの送信に失敗した場合は、次のエラーが発生します。
 ---------
 エラー (GRN_MAIL_24151)
 送信メールサーバーとの接続に失敗しました。

 原因
 メールサーバーからの応答:""XXXXX""
 ---------

補足:
  • 送信に失敗したメールは、送信箱に残ります。

  • バージョン 4.2.6〜4.6.3のGaroonの場合、次の不具合が発生する可能性があります。
    詳細は、次の記事をご参照ください。

    送信メールサーバーの暗号化通信にSTARTTLSを使用していると、メールを送信できない場合がある。

    https://kb.cybozu.support/article/34131/

  • 「重要なお知らせ」ページにも同様の情報を公開しています。
    https://cs.cybozu.co.jp/2021/007525.html

回避/対応方法

【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
  • バージョン 4.10.0以降のGaroon


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【更新履歴】
2021/10/22 タイトル、詳細を更新しました。
2021/10/21 補足を更新しました。