001-011358
申請者の「優先する組織」に所属するすべての上長にワークフローの利用権限がない場合、その上位の組織に所属する上長が、「申請の作成(経路の設定)」画面の処理者に初期値として表示されない。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ワークフロー
- ユーザー
- 再現バージョン
-
- 5.0.0
- 5.0.1
- 5.0.2
- 5.5.0
- 5.5.1
- 5.9.0
- 5.9.1
- 5.9.2
- 5.15.0
- 5.15.1
- 5.15.2
- 6.0.0
- 6.0.1
- 6.0.2
- 改修バージョン
- 改修予定
-
あり
現時点で改修の予定がある不具合には「改修予定 あり」が表示されます。ただし予定通りに改修されない場合もあるため、この表示は改修を確約するものではありません。また、不具合の具体的な改修時期についてはお伝えできません。
- 公開日
- 2024-06-21
- 更新日
- 2024-06-21
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- 経路ステップの初期値に上長を設定した申請フォームを使用する。
- 申請者の「優先する組織」に所属し、上長に指定されたロールを所持するすべてのユーザーが、ワークフローの利用を許可されていない。
- 申請者の「優先する組織」の上位の組織に所属し、上長に指定されたロールを所持するユーザーが、ワークフローの利用を許可されている。
【準備】
- 次の階層の組織を追加します。
例:
(トップ)
└組織1
└組織1-1 - ユーザーを追加し、次のように「所属組織」と「優先する組織」を設定します。
例:- ユーザー1
所属組織:組織1
優先する組織:組織1
- ユーザー2
所属組織:組織1-1
優先する組織:組織1-1
- ユーザー3
所属組織:組織1-1
優先する組織:組織1-1
- ユーザー1
- ロールを追加し、ユーザー1とユーザー2に所持させます。
例:
ロール1 (付与ユーザー:ユーザー1、ユーザー2) - ユーザー2に対し、ワークフローの利用を許可しない設定にします。
例:
---------------
対象:ユーザー2
利用を許可するアプリケーション:「ワークフロー」のチェックボックスの選択を外す
---------------
補足:- (システム管理画面)「アプリケーション > 利用ユーザーの設定」画面で設定します。
- 「Everyone」ロールの設定がある場合、「Everyone」ロールでワークフローの利用を許可しない設定にします。
このとき、ユーザー1とユーザー3にはワークフローの利用を許可します。
- (システム管理画面)「アプリケーション > 利用ユーザーの設定」画面で設定します。
- ワークフローに、カテゴリーを追加します。
例:
カテゴリー1 - カテゴリー1に、経路ステップの初期値に上長を設定した申請フォームを追加し、有効にします。
例:
申請フォーム1
---------------
経路情報:- 経路名:専用経路1
承認経路:- 経路ステップ名:承認経路1
- 経路種別:承認(全員)
- 初期値:ロール1(上長)
補足:- 承認経路1の初期値にロール1を追加し、ロール1から申請者の上長のみを表示するように次の設定を行います。
- (システム管理画面)「ワークフロー > 申請フォームの一覧 > 申請フォームの詳細 > 経路ステップの詳細 > 初期値の設定 > 上長選択の変更」画面の「上長選択」項目で、「申請者の上長を選択する」のチェックボックスを選択する。
【再現手順】
- ユーザー3でアプリケーション画面にログインし、[ワークフロー] > [申請する] > [カテゴリー1] > [申請フォーム1]の順にクリックします。
- 標題を入力し、[経路を設定する]をクリックします。
→現象発生:
「申請の作成(経路の設定)」画面の処理者に、上長であるユーザー1が初期値として表示されません。
「申請の作成(経路の設定)」画面の処理者に、上長であるユーザー1が初期値として表示されません。
補足:
- 申請フォーム1で、次のように経路を設定した場合も、同様の現象が発生します。
- 共有経路を設定する。
- 経路種別に「承認(誰か1人)」または「回覧」を設定する。
- 共有経路を設定する。
- 次の操作を行った場合、「申請経路のプレビュー」画面でも同様の現象が発生します。
- (システム管理画面または運用管理画面)「ワークフロー > 申請フォームの一覧 > 申請フォームの詳細 > 申請経路のプレビュー(ユーザー一覧)」画面で、ユーザー3を選択する。
回避/対応方法
本現象に対する有効な回避方法や対応方法はありません。