上書きインストールすると、利用していたポート番号が引き継がれない場合がある
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- インストーラー
- 再現バージョン
-
- 2.2.0
- 改修バージョン
- 2.2.2
- 公開日
- 2010-04-14
- 更新日
- 2010-10-22
詳細
【現象】
上書きインストールすると、利用していたポート番号が引き継がれない場合がある
【発生条件】
・RelayClient.properties ファイルに
SettingUIPort= でポート番号の指定が無い場合
※ SettingUIPort= は、2.0.4 以下のバージョンを
利用している(していた)場合に記述があります。
2.1.0 以上からリモートサービスの利用を
開始されている場合は、SettingUIPort= の項目はありません
・上記条件に加えて、リモートサービスを 8080 以外のポートで運用し
上書きインストール時に 8080ポート or 8080 に 100 を足していったポートが利用可能な場合
【具体例】
・ケース 1
リモートサービスを 8180 ポートで運用していて、上書きインストール時に
8080 ポートが他のサービスで利用中の場合
⇒ 上書きインストール後は、引き続き 8180 ポートを利用します
・ケース 2
リモートサービスを 8180 ポートで運用していて、上書きインストール時に
8080 ポートが利用可能な場合
⇒ 上書きインストール後は、8080 ポートに変わります
・ケース 3
リモートサービスを 8280 ポートで運用していて、上書きインストール時に
8080 は他のサービスで利用中、8180 ポートが利用可能な場合
⇒ 上書きインストール後は、8180 ポートに変わります
回避/対応方法
【対応方法】
上書きインストール後にアクセス出来なくなった場合は
以下の手順で利用するポートを確認してください。
1. [インストールディレクトリ]/conf/server.xml を
メモ帳などテキストエディタで開く
2. 94行目にある Connector port の値を確認する
[参考例]
⇒ 上記の場合は、8080 が使用するポート番号になります。