001-005323
申請処理中にフォームの「ファイル添付」項目が削除されると、エラーが表示され申請できない場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ワークフロー
- 再現バージョン
-
- 3.5.0
- 改修バージョン
- 公開日
- 2012-02-24
- 更新日
- 2012-05-25
詳細
【発生条件】
次の条件を満たす場合に発生します。
- 申請フォームの項目タイプに「ファイル添付」が含まれる。
【準備】
- 次のユーザーを作成します。
- ユーザー1
- ユーザー2:システム管理権限あり
【再現手順】
- ユーザー1でアプリケーション画面にログインします。
- [ワークフロー] > [申請する]をクリックします。
- 発生条件を満たす申請フォームを選択し、項目に入力して[経路を設定する >> ]をクリックします。
補足:
ファイルの添付有無に関係なく、現象は再現します。 - 任意の経路を設定し、[内容を確認する >> ]をクリックします。
- 別ブラウザを利用して、ユーザー2でシステム管理画面にログインします。
- [各アプリケーションの管理] > [ワークフロー] > [申請フォームの一覧]の順にクリックします。
- 発生条件を満たす申請フォームを選択し、「申請フォームの項目一覧」から「ファイル添付」項目を削除します。
- ユーザー1で、手順4の画面にて[申請する]をクリックします。
→現象発生:
次のエラーが表示され、申請を完了できません。
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エラー (PHP00002)
予期しないエラーが発生しました。
--------------
補足:
次の手順でも、同様の現象が再現します。
- 手順2まで実行し、「申請の作成(内容の入力)」画面を表示します。
- 別ブラウザを利用して、ユーザー2でシステム管理画面にログインします。
- [各アプリケーションの管理] > [ワークフロー] > [申請フォームの一覧]の順にクリックします。
- 発生条件を満たす申請フォームを選択し、「申請フォームの項目一覧」から「ファイル添付」項目を削除します。
- ユーザー1で、「申請の作成(内容の入力)」画面で[下書きとして保存する]をクリックします。
回避/対応方法
【対応方法】
php.iniファイルのerror_reportingの設定値を変更することで対応できます。
例:
変更前
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error_reporting = E_ALL
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変更後
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error_reporting = E_ERROR|E_PARSE|E_CORE_ERROR|E_COMPILE_ERROR|E_USER_ERROR
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補足:
- php.iniは次のディレクトリーに配置されています。
(cgi実行ディレクトリ)/(インストール識別子)/php.ini - バージョン 3.5.1以降のガルーンにバージョンアップすると、error_reportingの設定値が変更後のものへ書き換わります。
このためバージョン 3.5.1以降のガルーンでは、上記の変更は不要です。
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【更新履歴】
2012/04/23 対応方法を追記しました。
2012/04/19 記事に「error_reporting」タグを追加しました。
2012/05/25 対応方法に補足を追記しました。