001-005783
CSVファイルでユーザー情報を読み込む際、「表示優先度」「使用/停止」項目に「*」を指定しても、元の設定値が保持されない。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- システム設定
- 再現バージョン
-
- 3.5.0
- 改修バージョン
- 3.5.1
- 公開日
- 2012-03-29
- 更新日
- 2012-04-27
詳細
【準備】
- 次のユーザーを作成します。
- 名前:ユーザー1
- 表示優先度:10
- 使用の停止:チェックなし(使用中)
【再現手順】
- システム管理画面にログインします。
- [基本システムの管理] > [ユーザー] > [CSVファイルへの書き出し] > [ユーザー情報]の順にクリックし、ユーザー情報をCSVファイルに書き出します。
- CSVファイルを編集し、ユーザー1の「表示優先度」「使用/停止」項目をそれぞれ「*」にします。
- [基本システムの管理] > [ユーザー] > [CSVファイルからの読み込み] > [ユーザー情報]の順にクリックし、ユーザー情報をCSVファイルから読み込みます。
- [基本システムの管理] > [ユーザー] > [組織/ユーザーの設定]の順にクリックし、ユーザー1の詳細画面を開きます。
→現象発生:
表示優先度が「なし」、使用状態が「停止中」に変更されます。
→正しい結果:
表示優先度が「10」、使用状態が「使用中」のまま変更されません。
補足:
- 手順3で「表示優先度」「使用/停止」以外の項目に「*」を指定した場合は、元の設定値が保持されます。
- ガルーン 2 連携APIを利用してユーザー情報をCSVファイルから読み込んだ場合も、同様の現象が再現します。
- ガルーン 2 連携API サンプルプログラム(application、ldap)を利用した場合も同様の現象が再現します。
回避/対応方法
【回避方法】
読み込み用のユーザー情報CSVファイルを作成する際に、既存ユーザーの「表示優先度」「使用/停止」項目にはすでに設定されている内容を指定してください。
例:
現象を回避する設定:
------------------------
現ログイン名 名前 … 表示優先度 使用/停止 … 社員番号
user1 ユーザー1 … 10 1 … *
------------------------
現象が再現する設定:
------------------------
現ログイン名 名前 … 表示優先度 使用/停止 … 社員番号
user1 ユーザー1 … * * … *
------------------------
補足:
一度ユーザー情報をCSVに書き出し、「表示優先度」「使用/停止」項目をコピーすることで対応できます。
【対応方法】
システム管理画面で「表示優先度」「使用の停止」項目を再設定してください。
- [基本システムの管理] > [ユーザー] > [組織/ユーザーの設定]の順にクリックし、ユーザー1の詳細画面を開きます。
- [変更する]をクリックし、「表示優先度」「使用の停止」項目を再設定します。
- [変更する]をクリックします。