001-005901
[Linux版の現象]バージョン 3.1.0以降へバージョンアップを行なうと、sched.iniの設定が更新されない場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- インストーラー
- 再現バージョン
-
- 3.1.0
- 3.1.1
- 3.1.2
- 3.1.3
- 3.5.0
- 3.5.1
- 改修バージョン
- 3.5.2
- 公開日
- 2012-05-25
- 更新日
- 2022-07-26
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- Linux版のガルーンを利用している。
- バージョンアッププログラムを利用しない経路でバージョン 3.1.0以降のガルーンへバージョンアップする。
補足:
バージョン 2.5.0以降のバージョンからのバージョンアップが該当します。
【準備】
- バージョン 2.5.0のガルーンをインストールします。
【再現手順】
- バージョン 3.5.0のガルーンにバージョンアップします。
- sched.iniの[Sched]セクションを確認します。
補足:
sched.iniは次の場所に配置されています。
(CGI 実行可能ディレクトリ)/(インストール識別子)/sched.ini
例:
Linuxの場合:
/var/www/cgi-bin/cbgrn/sched.ini
→現象発生:
「command=grn.cgi」の値のまま更新されません。
→正しい結果:
「command=grn_command」に更新されます。
補足:
- 本件が発生すると、メールの自動受信が正常に動作しなくなります。
- DB分割版のガルーンでは本現象は再現しません。
回避/対応方法
【対応方法】
「command=grn.cgi」の設定を手動で修正してください。
- Webサーバーを停止します。
- スケジューリングサービスを停止します。
- sched.iniファイルをテキストエディタで開きます。
- [Sched]セクションの「command=grn.cgi」の部分を「command=grn_command」に修正します。
- スケジューリングサービスを起動します。
- Webサーバーを起動します。
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【更新履歴】
2022/07/26 「よくあるご質問」のURLを削除しました。
2013/10/11 「よくあるご質問」のURLを変更しました。
2012/07/27 補足にメールの自動受信が動作しなくなる件を追記しました。
2012/06/29 再現手順2に不要なWindows版の例の記載があったため、削除しました。