001-006430
CGI実行可能ディレクトリー以外のディレクトリーで、ログをアーカイブするスクリプト(archive_log.csp)を実行すると、保存期間を過ぎてもアーカイブが削除されない。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ロギング
- 再現バージョン
-
- 3.7.0
- 3.7.1
- 改修バージョン
- 3.7.2
- 公開日
- 2013-04-24
- 更新日
- 2013-10-25
詳細
【準備】
- サーバーの日付を2013年6月1日に設定し、ガルーンでログが出力される操作を行います。
例:
ログイン、ログアウト など - システム管理画面で、ロギングのアーカイブの保存期間を1年に設定します。
- サーバーの日付を2013年9月1日に設定し、ログをアーカイブします。
例:
log20130601.xlsx
補足:
ログをアーカイブする手順は、管理者マニュアルを参照してください。
管理者マニュアル
http://manual.cybozu.co.jp/garoon3/#02 - サーバーの日付を2014年9月2日に設定します。
【再現手順】
- コマンドラインを開きます。
- CGI実行ディレクトリー以外のディレクトリーに移動します。
例:
Windowsの場合:
cd C:\Inetpub\scripts
Linuxの場合:
cd /var/www/cgi-bin
- ロギングのログをアーカイブするコマンドを実行します。
例:
Windowsの場合:
cbgrn\grn_command -f cbgrn\code\command\archive_log.csp
Linuxの場合:
cbgrn/grn_command -f cbgrn/code/command/archive_log.csp - システム管理画面にログインし、[基本システムの管理] > [ロギング] > [ログ一覧] > [アーカイブの一覧を表示する]の順にクリックします。
- 「ログが出力された年」を「2013」にして、[検索する]をクリックします。
→現象発生:
ログファイル「log20130601.xlsx」が削除されません。
→正しい結果:
アーカイブの保存期間が1年に設定されているので、ログファイル「log20130601.xlsx」は削除されます。
補足:
- スケジューリングサービスでログをアーカイブする場合は、本現象は発生しません。
回避/対応方法
【対応方法】
CGI実行ディレクトリーに移動して、ロギングのログをアーカイブするコマンドを実行します。
- コマンドラインを開きます。
- CGI実行ディレクトリーに移動します。
例:
Windowsの場合:
cd C:\Inetpub\scripts\cbgrn
Linuxの場合:
cd /var/www/cgi-bin/cbgrn
- ロギングのログをアーカイブするコマンドを実行します。
例:
Windowsの場合:
.\grn_command -f code\command\archive_log.csp
Linuxの場合:
./grn_command -f code/command/archive_log.csp
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【更新履歴】
2013/10/22 タイトルを一部変更しました。
2013/06/18 再現バージョンを修正しました。