014-006458
DBMファイルへの書き出しで、一部のレコードに添付されているファイルが書き出されない場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- 添付ファイル
- カスタムアプリ
- 再現バージョン
-
- 9.3.0
- 改修バージョン
- 9.3.1
- 公開日
- 2013-06-21
- 更新日
- 2014-10-06
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- 「*.dbmz」の形式で書き出したDBMファイルを読み込む。
- 書き出しを実施した時点の
DBMファイルへの書き出しを行うアプリで添付ファイルがあるレコード件数が
設定されている「各アプリケーション(一覧)」の表示件数を超える。
【準備】
- [個人設定] > [詳細設定] > [画面表示]の順にクリックします。
- 「各アプリケーション(一覧)」の表示件数を設定します。
例:
5件 - カスタムアプリを追加します。
例:
アプリ名:アプリ1 - アプリ1に、「ファイル」項目を追加します。
- 「ファイル」項目にファイルを添付したレコードを6件以上登録します。
例:
-------
レコード番号:1~6
ファイル名:sample.txt
-------
補足:
- 「各アプリケーション(一覧)」の表示件数に設定した件数を超えるように、レコードを登録します。
- 「各アプリケーション(一覧)」の表示件数に設定した件数を超えるように、レコードを登録します。
【再現手順】
- [カスタムアプリ] > [アプリ1] > [運用管理] > [データの入出力] > [DBMファイルへの書き出し]の順にクリックします。
- ファイル名をクリックし、ファイルを保存します。
例:
アプリ1.dbmz(または[アプリID].dbmz) - [カスタムアプリ] > [アプリを追加する] > [ファイルから作成する] > [DBM ファイル(*.dbmz、*.dbmx、*.dbm)から作成する]の順にクリックします。
- 読み込むDBMファイルに手順2で保存したファイルを指定します。
- [次に、内容を確認する] > [アプリを作成する]の順にクリックします。
- 手順5で追加したアプリのレコードを確認します。
→現象発生:
一部のレコードに添付しているファイルが書き出されません。
補足:
- レコード番号2~6のレコードに添付されているファイルが書き出され、レコード番号1のレコードに添付されているファイルが書き出されません。
例:
レコード番号1のレコードのファイル項目:
レコード詳細画面で「sample.txt (text/plain)」、レコード一覧画面で「sample.txt」と表示されていてどちらもリンク表示されていません。
レコード番号2~6のレコードのファイル項目:
レコード詳細画面、レコード一覧画面のどちらの画面でも「sample.txt」と表示されていてリンク表示されています。 - 「各アプリケーション(一覧)」の表示件数に設定した件数と同じ件数分のレコードで、添付されているファイルが書き出されます。
回避/対応方法
【回避方法】
次のどちらかの方法で回避できます。
- 「各アプリケーション(一覧)」の表示件数が、DBMファイルへの書き出しを行うアプリでの添付ファイルがあるレコードの件数以上になるように変更します。
例:
-------
「各アプリケーション(一覧)」の表示件数:20件
添付ファイルがあるレコード件数:6件
-------
なお、設定の最大値である100件を超えるレコードを対象としたい場合の回避策はありません。 - 次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 9.3.1 のサイボウズ Office