014-008518
メールの宛先入力でインクリメンタルサーチを利用する設定にしていると、切り取ったメールアドレスが宛先から削除されていない。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- メール送信
- 再現バージョン
-
- 10.1.0
- 10.1.2
- 10.2.0
- 改修バージョン
- 10.3.0
- 公開日
- 2014-12-10
- 更新日
- 2015-04-10
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- メールの宛先入力で、インクリメンタルサーチを利用する設定にしている。
- 宛先欄(またはCC欄、BCC欄)のメールアドレスを、テキスト(白背景)の状態にしてから切り取る。
- 宛先欄(またはCC欄、BCC欄)のメールアドレスを切り取った後、宛先欄(またはCC欄、BCC欄)でメールアドレスの入力や変更を行わない。
【準備】
- システム設定のメールの「一般設定」画面で、次の設定を行います。
- 宛先入力:「インクリメンタルサーチを利用する」のチェックボックスを選択する
【再現手順】
- [メール] > [メールを送る]の順にクリックします。
- 宛先欄(またはCC欄、BCC欄)に、メールアドレスを入力します。
例:
-------
宛先:test1@cybozu.co.jp, test2@cybozu.co.jp
------- - 「test2@cybozu.co.jp」をダブルクリックし、テキスト(白背景)の状態にします。
- テキスト(白背景)の状態で、「test2@cybozu.co.jp」のメールアドレスを切り取ります。
例:
-------
宛先:test1@cybozu.co.jp
------- - [送信する]をクリックします。
→現象発生:
「メールの送信確認」画面で、宛先欄(またはCC欄、BCC欄)に、手順4で切り取ったメールアドレスが表示されています。
例:
-------
宛先:test1@cybozu.co.jp, test2@cybozu.co.jp
-------
補足:
- 現象発生後、[送信する]をクリックすると、宛先欄(またはCC欄、BCC欄)に「test2@cybozu.co.jp」が入力された状態でメールが送信されてしまいます。
回避/対応方法
【回避方法】
次のいずれかの方法で回避できます。
- メールの宛先入力で、インクリメンタルサーチを利用しない設定にします。
- 手順3と手順4で、「×」をクリックし、宛先欄(またはCC欄、BCC欄)のメールアドレスを削除します。
- バージョン 10.2.0以降のサイボウズ Officeの場合は、ドラッグアンドドロップを使用して宛先を移動します。
- 手順4の後、宛先欄(またはCC欄、BCC欄)に文字列を入力し削除する操作を行ってから、[送信する]をクリックします。
- 次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 10.3.0のサイボウズ Office