014-009862
再申請した申請で、決裁経路、または承認経路に設定していたユーザーを確認経路の処理者に設定すると、申請を確認できなくなる場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ワークフロー
- 再現バージョン
-
- 10.0.0
- 10.0.1
- 10.0.2
- 10.1.0
- 10.1.2
- 10.2.0
- 10.3.0
- 10.4.0
- 10.5.0
- 10.6.0
- 10.6.1
- 10.7.0
- 10.8.0
- 10.8.1
- 10.8.2
- 10.8.3
- 10.8.4
- 10.8.5
- 10.8.6
- 10.8.7
- 改修バージョン
- 公開日
- 2017-12-05
- 更新日
- 2024-08-21
詳細
【発生条件】
次の条件を満たす場合に発生します。
- 再申請した申請の「経路の変更」画面で、次のどちらかの変更を行う。
- 「承認(1人)」または「承認(全員)」経路に設定したユーザーを変更し、そのユーザーを確認経路の処理者に設定する。
- 決裁経路に設定したユーザーを変更し、そのユーザーを確認経路の処理者に設定する。
- 「承認(1人)」または「承認(全員)」経路に設定したユーザーを変更し、そのユーザーを確認経路の処理者に設定する。
【準備】
- ユーザーを追加します。
例:
- ユーザー1
- ユーザー2
- ユーザー3
- (システム設定画面)「ワークフロー > 一般設定」画面で、次の設定を行います。
- 「申請後、申請者または運用管理者に経路の変更を許可する」のチェックボックスを選択する。
- 「申請後、申請者または運用管理者に経路の変更を許可する」のチェックボックスを選択する。
- 申請フォームを追加します。
例:
-------
申請フォーム名:申請フォーム1
経路種別:
- 決裁
- 確認
- ユーザー1で、申請フォーム1を利用して、申請を作成します。
例:
-------
標題:申請1
決裁:ユーザー2
確認:ユーザー3
------- - ユーザー2で、申請1を差し戻します。
- ユーザー1で、決裁経路の処理者を変更せずに、申請1を再申請します。
- 申請1の「経路の変更」画面で、次のように処理者を変更します。
例:
変更前
-------
標題:申請1
決裁:ユーザー2
確認:ユーザー3
-------
例:
変更後
-------
標題:申請1
決裁:ユーザー3
確認:ユーザー2
------- - ユーザー3で申請1を決裁します。
【再現手順】
- ユーザー2でログインし、[ワークフロー] > [最新一覧] > [申請1]の順にクリックします。
- [確認する]をクリックします。
→現象発生:
ユーザー2で、申請1を確認できません。
補足:
- 手順2のあと、ユーザー2で「ワークフロー(最新一覧)」画面と「ワークフロー(受信一覧)」画面を表示しても、申請1が表示されません。
- ユーザー1で申請1の「申請の詳細」画面を確認すると、確認経路の「結果」欄に「確認」と表示されていません。
- 「承認(1人)」または、「承認(全員)」経路に設定したユーザーを変更し、確認経路に設定した場合も、同様の現象が発生します。
回避/対応方法
【対応方法】
確認者のユーザー2で、申請1の「経路が変更された申請の確認」画面へのURLを直接入力し、[確認する]をクリックしたあと、「未処理申請の処理」画面で申請を確認します。
- 確認者のユーザー2で次のURLを直接入力し、申請1の「経路が変更された申請の確認」画面にアクセスします。
例:
http://(インストールしたサーバーのIPアドレスまたはホスト名)/scripts/cbag/ag.exe?page=WorkFlowHandle&wid=(申請ID)
補足:
- 申請IDは、次の手順で確認できます。
- 申請者のユーザー1でログインし、[ワークフロー] > [送信一覧] > [申請1]の順にクリックします。
- 「申請データの詳細」画面のURLで、widの値を確認します。
- 申請者のユーザー1でログインし、[ワークフロー] > [送信一覧] > [申請1]の順にクリックします。
- 申請IDは、次の手順で確認できます。
- [確認する]をクリックします。
- [申請1]をクリックし、[確認する]をクリックします。
- [ワークフロー] > [最新一覧] > [申請1]の順にクリックします。
- [確認する]をクリックします。