004-010209
[Linux版の現象]OS起動時に、リモートサービスマネージャーが自動起動しない場合がある。
- 種別
- サーバー環境の制限事項
- 機能
-
- 全般
- 再現バージョン
-
- 3.0.0
- 3.0.1
- 3.1.0
- 3.1.1
- 3.1.2
- 3.1.3
- 3.1.4
- 3.1.5
- 3.1.6
- 3.1.7
- 3.1.8
- 改修バージョン
- 3.1.9
- 公開日
- 2018-01-24
- 更新日
- 2018-10-26
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- 次のどちらかのOSを利用する。
- Red Hat Enterprise Linux 7
- CentOS 7
- ルートファイルシステムとは別のパーティションに、リモートサービスマネージャーをインストールしている。
- 「systemd-sysv」を適用している。
補足:
次のバージョンの「systemd-sysv」を適用した環境で、現象が発生することを確認しています。 - systemd-sysv-219-30.el7_4.7
- systemd-sysv-219-57.el7
【準備】
- ルートファイルシステムとは別のパーティションに、リモートサービスマネージャーをインストールします。
例: - ルートファイルシステム
パーティションA:/
※パーティションAに、リモートサービスマネージャーの起動スクリプトのシンボリックリンク(/etc/init.d/cbrs_(インストール識別子))が存在します。 - リモートサービスマネージャーのインストール先ディレクトリ
パーティションB:/usr/local/cybozu/
- ルートファイルシステム
【再現手順】
- OSを起動します。
- リモートサービスマネージャーが起動しているか確認します。
例:
/etc/init.d/cbrs_(インストール識別子) status
→現象発生:
リモートサービスマネージャーが自動起動していません。
回避/対応方法
申し訳ありません。本現象は制限事項です。
【回避方法】
改修されたバージョンの「systemd-sysv」を適用します。
補足:
- 「systemd-sysv-219-42.el7_4.7」を適用した環境で、現象が改善することを確認しています。
- インストール方法および、改修バージョンについては、製造元の情報をご確認ください。
【対応方法】
OS起動後に、リモートサービスマネージャーを手動で起動します。
例:
/etc/init.d/cbrs_(インストール識別子) start