014-009776
メール通知の宛先をモバイルメールアドレスに設定すると、カスタムアプリのメール通知にレコードのURLが記載されない場合がある。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- メール受信
- カスタムアプリ
- 再現バージョン
-
- 10.0.0
- 10.0.1
- 10.0.2
- 10.1.0
- 10.1.2
- 10.2.0
- 10.3.0
- 10.4.0
- 10.5.0
- 10.6.0
- 10.6.1
- 10.7.0
- 10.8.0
- 10.8.1
- 10.8.2
- 10.8.3
- 10.8.4
- 10.8.5
- 10.8.6
- 10.8.7
- 改修バージョン
- 公開日
- 2019-03-04
- 更新日
- 2021-02-12
詳細
【発生条件】
次の条件のどちらかを満たす場合に発生します。
パターン1:- バージョン 10.8.4以前のサイボウズ Officeである。
- ケータイのログインURLを設定しない。
- 個人設定の「メール通知の宛先」を「モバイルメールアドレス」に設定する。
パターン2:
- バージョン 10.8.5以降のサイボウズ Officeである。
- 個人設定の「メール通知の宛先」を「モバイルメールアドレス」に設定する。
※本記事は、パターン2の条件を満たす再現例を記載します。
【準備】
- バージョン 10.8.5以降のサイボウズ Officeをインストールします。
- ユーザーを追加します。
例:
- ユーザー1
- ユーザー2
- システムメールアカウントを登録します。
- (システム設定画面)「システムメールアカウント > 使用する機能の設定」画面で、次の設定を行います。
- メール通知:「カスタムアプリの更新通知に使用する」のチェックボックスを選択する
- メール通知:「カスタムアプリの更新通知に使用する」のチェックボックスを選択する
- ユーザー1のモバイルメールアドレスを設定します。
例:
-------
メールアドレス:user1@cybozu.co.jp
-------
補足:
- (個人設定画面)「モバイル > ユーザー情報(モバイル)の変更」画面で設定します。
- (個人設定画面)「モバイル > ユーザー情報(モバイル)の変更」画面で設定します。
- ユーザー1の(個人設定画面)「メール通知の設定」画面で、次の設定を行います。
- メール通知の宛先:「モバイルメールアドレス(user1@cybozu.co.jp)」を選択する
- メール通知の宛先:「モバイルメールアドレス(user1@cybozu.co.jp)」を選択する
- カスタムアプリで、アプリを追加します。
例:
アプリ1 - アプリ1の運用管理画面で、更新通知を追加します。
例:
-------
更新通知:通知1
通知条件:レコード追加
メールでの通知先:ユーザー1(user1@cybozu.co.jp)
------- - 「通知の設定」画面で、メール通知を有効にします。
- ユーザー2で、アプリ1にレコードを登録します。
例:
レコード1
【再現手順】
- ユーザー1でログインし、[メール] > [新着メールを受信する]の順にクリックします。
- レコード1の通知メールの本文を確認します。
→現象発生:
レコードのURLが記載されていません。
例:
-------
yyyy/mm/dd xx:xx に ユーザー2 さんが
「アプリ1」にレコード(No.1)を追加しました。
レコード内容:
-------
→正しい結果:
レコードのURLが記載されます。
例:
-------
yyyy/mm/dd xx:xx に ユーザー2 さんが
「アプリ1」にレコード(No.1)を追加しました。
http://(インストールしたサーバーのIPアドレスまたはホスト名)/scripts/cbag/ag.exe?page=DBRecord&did=xx&rid=xx
レコード内容:
-------
補足:
- アプリ1に、「レコード追加」以外の更新通知を設定した場合も同様の現象が発生します。
回避/対応方法
【回避方法】
パターン1:
次のどちらかの方法で、レコードのURLが記載されます。
パターン1:
次のどちらかの方法で、レコードのURLが記載されます。
- (システム設定画面)「モバイル > ケータイのログインURL」画面で、ログインURLを設定します。
- アプリ1の運用管理の「更新通知の追加」画面で、「メールでの通知先」に直接メールアドレスを入力し、追加します。
パターン2:
次の方法で、レコードのURLが記載されます。
- アプリ1の運用管理の「更新通知の追加」画面で、「メールでの通知先」に直接メールアドレスを入力し、追加します。
【対応方法】
パターン1、パターン2ともに「回避方法」と同じ手順です。