004-010951
利用製品をインストールしているWebサーバーで、アクセスできるIPアドレスやホスト名を限定している場合、リモートサービス経由で利用製品にアクセスできない。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- 通信
- 再現バージョン
-
- 4.0.0
- 4.0.1
- 改修バージョン
- 4.0.2
- 公開日
- 2021-06-18
- 更新日
- 2021-07-21
詳細
【準備】
- リモートサービスマネージャーに、利用製品を追加します。
例:
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製品名:サイボウズ Garoon 5.5.1
製品のアクセスURL:http://test.cybozu.co.jp/scripts/cbgrn/grn.exe
------------ - 追加した利用製品へアクセスできるよう、IISのバインドを設定します。
例:
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種類:http
IPアドレス:未使用のIPアドレスすべて
ポート:80
ホスト名:test.cybozu.co.jp
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補足: - 次のように初期設定されている、すべてのアクセスを許可するバインドが存在しない状態にします。
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種類:http
IPアドレス:未使用のIPアドレスすべて
ホスト名:(空)
------------ - 次の手順でバインドを編集または、追加できます。
- 利用製品をインストールしたサーバーマシンにログインし、[スタート] > [管理ツール] > [サーバーマネージャー]の順にクリックします。
- 画面右上にある[ツール(T)] > [インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャー]の順にクリックします。
- 左端のツリー表示で、[サーバー名] > [Default Web Site]の順にクリックします。
- 右端の操作欄内の、[バインド]をクリックします。
- 利用製品をインストールしたサーバーマシンにログインし、[スタート] > [管理ツール] > [サーバーマネージャー]の順にクリックします。
- 次のように初期設定されている、すべてのアクセスを許可するバインドが存在しない状態にします。
【再現手順】
- リモートサービス経由で、準備で追加した製品へアクセスします。
→現象発生:
次のエラーが発生し、アクセスができません。
次のエラーが発生し、アクセスができません。
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Not Found
HTTP Error 404. The requested resource is not found.
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補足:
- WebサーバーにApacheを使用している場合も、同様の現象が発生する場合があります。
回避/対応方法
【回避方法】
次の設定をIISのバインドに追加し、「remote2.cybozu.co.jp」からのアクセスを許可します。
既に追加してあるバインドを継続して使用する場合:
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種類:http
ホスト名:remote2.cybozu.co.jp
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すべての環境からアクセスできるようにする場合:
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種類:http
IPアドレス:未使用のIPアドレスすべて
ホスト名:(空)
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次の設定をIISのバインドに追加し、「remote2.cybozu.co.jp」からのアクセスを許可します。
既に追加してあるバインドを継続して使用する場合:
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種類:http
ホスト名:remote2.cybozu.co.jp
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すべての環境からアクセスできるようにする場合:
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種類:http
IPアドレス:未使用のIPアドレスすべて
ホスト名:(空)
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【対応方法】
回避方法と同じです。