001-010942
関数「workflow.request.approve.submit.success」を使用し、eventオブジェクトのプロパティを出力すると、「number」に決裁番号が出力されない。
- 種別
- 不具合
- 機能
-
- ワークフロー
- JavaScript API
- 再現バージョン
-
- 4.10.0
- 4.10.1
- 4.10.2
- 4.10.3
- 5.0.0
- 5.0.1
- 5.0.2
- 5.5.0
- 5.5.1
- 5.9.0
- 5.9.1
- 5.9.2
- 改修バージョン
- 5.15.0
- 公開日
- 2022-04-20
- 更新日
- 2022-10-28
詳細
【発生条件】
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
次の条件をすべて満たす場合に発生します。
- 関数「workflow.request.approve.submit.success」を使用し、eventオブジェクトのプロパティを出力する。
- 申請フォームの決裁番号形式を、「申請フォームごとの決裁番号を使用する」に設定する。
【準備】
- ワークフローの「JavaScript / CSSによるカスタマイズ」を許可する設定にします。
補足:- (システム管理画面)「ワークフロー > 一般設定」画面で設定します。
- (システム管理画面)「ワークフロー > 一般設定」画面で設定します。
- 申請フォームごとの決裁番号を使用する設定の申請フォームを追加します。
例:
------------
申請フォーム名:申請フォーム1
申請番号形式:全申請フォームで共通の申請番号を使用する
決裁番号形式:申請フォームごとの決裁番号を使用する
決裁番号書式:%YYYY%
------------ - 関数「workflow.request.approve.submit.success」を使用して、eventオブジェクトのプロパティを出力するよう準備します。
例:
------------
garoon.events.on('workflow.request.approve.submit.success', function(event) {
console.log(event);
return event;
});
------------
補足:- Garoon JavaScript APIの使用については、cybozu developer networkをご確認ください。
https://cybozu.dev/ja/garoon/docs/js-api/
- Garoon JavaScript APIの使用については、cybozu developer networkをご確認ください。
- 申請フォーム1に経路を設定し、申請フォーム1を有効にします。
- 申請フォーム1を使用して、申請を作成します。
例:
申請1
【再現手順】
- アプリケーション画面にログインし、申請1の「未処理申請の処理」画面で、[承認する]をクリックします。
- 関数「workflow.request.approve.submit.success」を使用して出力されたプロパティを確認します。
→現象発生:
「number」に申請番号のみが出力され、決裁番号が出力されません。
例:
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"number": "1"
------------
→正しい結果:
「number」に申請番号のみが出力され、決裁番号が出力されません。
例:
------------
"number": "1"
------------
→正しい結果:
「number」に、申請番号と決裁番号が出力されます。
例:
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"number": "12022"
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補足:
例:
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"number": "12022"
------------
補足:
- 代理承認者による処理の場合も、同様の現象が発生します。
- 決裁番号書式を「%YYYY%」以外に設定した場合も、同様の現象が発生します。
- 準備2点目で、申請番号形式を「申請番号を使用しない」に設定した場合は「number」自体が出力されません。
回避/対応方法
【回避方法】
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
次のバージョンの製品で本現象を改修しています。バージョンアップを検討してください。
- バージョン 5.15.0のGaroon